煙草を燻らせながら、気だるい表情を見せる。
間奏ではバンドメンバーの方を向き、演奏に傾倒する。
何万という視線を振り払うかのように、客席から顔を背ける。
そんなステージ上での彼の姿は、まるで自分が置かれている煌びやかな環境から
わざと自分を外したがっているかのように反抗的で、自虐的にすら見えてしまう。
堂本剛は「アイドルの副業」みたいな生半可な気持ちで
音楽をやっているわけでは決してない、と否応無しに伝わってくる作品。
でも、「堂本剛」はアイドルにしておくには勿体ないな。
このDVDを見て、正直そう思いました。
アイドルじゃないです。この人。
「やられた!」
って感じですね。
あと、剛くんの事をもっと知れたと思います。
剛くんはいつも私たちを笑わせてくれて、
アイドルとしていつも明るい人だと思ってたけど、
知らなかった剛くんを知れました。
剛くんの弱さとか男らしい一面とか。
このコンサートの時に
正直アイドルとしての剛くんしか
知らなかった私にとって
ちょっと剛くんが怖いって思ってしまいました。
けど何回も何回も剛くんの曲を聴いているうちに
「剛くんってこんな人なんだぁ」って思いました。
ちょっと嬉しかったです。
社会の辛さとかも教えてもらいました。
何も考えていなかった中2の頃の私も
将来とかについて考え始めたりしました。
とにかく剛くんのファンの子は
この「ROSSO E AZZURRO」は
剛くんをもっと好きになるきっかけになると思います。
ファンじゃない子も剛くんの事を好きになると思います。
全曲いいです!!!!!!
とにかくCDでもDVDでも聞いてみてください。