花と銃弾 安藤組幹部 西原健吾がいた――
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人は人の為に死に「風」になることが出来る!
今年度最高のエンターテイメントノンフィクション
安藤昇を慕い伝説のヤクザ、花形敬と共に
安藤組を支え、激死した
インテリヤクザの遠き夢の日々――。
安藤さんは、こんな言い方をした。
「いつか西原に言ったことがあるんだ。
〝自分の人生は、人様に背負ってもらうわけにはいかねぇんだぜ〞ってね。
そしたら〝押忍〞って目を輝かせてさ。
俺が出所してまもなく、組に殉じて銃弾に倒れた。
うまく立ち回ることもできただろうに、一本気なんだね。
西原は安藤組の十年を疾風のように駆け抜けて行ったんだ」
人は人のために死に、「風」になることができる――。
本書は、安藤組の光芒を西原健吾から書き起こした物語である。
――まえがきより