■Beautiful World■

2007年に公開された、新劇場版ヱヴァンゲリヲン:序の主題歌です。
初めは、「ヱヴァのテーマソングに宇多田ヒカルさん!!?」と違和感ありまくりでしたが、
聞いてみてすごくしっくりきました。
宇多田さん曰わく、碇ユイや綾波レイの目線を取り入れているそうですが、
私はBeautiful boyことシンジの目線も含まれていると思います。

「最近調子どうだい? 元気にしてるなら 別にいいけど」
といった彼らしい少し冷めた、現代的な心情が感じ取れます。

「自分が好きじゃないの」といった、自分を肯定しきれないシンジの歪みも
表れています。

アレンジもキャッチーで、聴きやすく、新たなアニソンの幅の広がりを実感できます。

PVも必見ですね。

■Kiss&Cry■

日清カップヌードルのCM曲です。

イントロから、かなり引き込まれる造りで、宇多田さんの才能のすごさをうかがい知れます。

ちょっと斜めを向いた独自の視点を用いた歌詞は、
ライトだけど、曲調にとてもフィットしていて、
清々しさを味わえます。

「来年の誕生日までに このままじゃ何も変わらない」にはかなり共感してしまいました。

私もこのくらいの焦りは持たないと。

「うまくいかなくたってそれはしょうがない」

は、根をつめて悪循環に陥る自分をリセットできそうです。

この曲もキャッチーですが、
中毒性はかなりのものかと。

PVでは、アニメ“FREEDOM”とリンクしていて見応えのある仕上がりです。

宇多田さんは、まだ20代なのに、
豊かな感性と、突出したセンスを持った、クリエーターでもあるのだなと思います。

歌声も、ファルセットの部分は鳥肌が立ちます。

宇多田さんの声には、人を癒やす“1/Fの揺らぎ”という特徴もあるそうです。

彼女の才能に、ここに深く脱帽します。

よくよく浜崎あゆみあたりと歌姫だかなんだかで
比較にだされてますが歌姫ってイメージで言うと浜崎

でもまぁ曲の馴れ初めなんかを色々見聞きしてると
宇多田は歌姫って感じじゃないですね
歌バカだなーと
自分の好きなように歌っている。生きている、奔放さ＝不安定さが、人間味溢れすぎ

浜崎はどっちかというと正しいプロ
プロモーターの送り込みたい
リスナーの聞きたい
そんな曲を安定して提供し続けている
だからこそ売上比でH＞＞Uになってる

私は宇多田のが好きですね、音楽好きでもないけどつい聞いてしまう
原題に即して創られたっていうより
思うまま彼女流に作ったらこうなったというか、大好きです

「Beautiful World」が、「ヱヴァンゲリオン 新劇場版:破」の予告映像と共に流れているのを聴いた時、震えた。宇多田さん自身、原作が好きだと言うだけあって、ヱヴァと非常に高くシンクロした歌。


私もヱヴァが好きで、歌の向こうにナイーブなシンジの影が見えそうな気さえするのに、確かに宇多田ヒカルらしい、凝ったアレンジのキラキラした手触りと、奥底の孤独を感じさせる歌です。


サビは「もしも願い一つだけ叶うなら 君の側で眠らせて」という、ある意味絶望的な言葉。勝手な解釈ですが、人類補完計画が終わった後の世界で、この歌詞を想像すると、この歌と、ヱヴァの世界の哀しみが更にシンクロして、もっと切なくなりました。


カップリングの「kiss&cry」はカップヌードルのCMの歌。韻の踏み方が「traveling」の様で心地良い歌です。


日本を代表する音楽家の曲。ヱヴァもまだまだ新作が発表されるこの時期にゼヒ。

フライミートゥーサムーン，いいですね。誰の選曲なんでしょう。ビューティフルワールドも良かったです。昔の曲と比べると確実に成長してきていますね。

｢Beautiful World｣
元々エヴァが好きだったので新劇場版で初めてこの歌を耳にしましたが、歌詞がそれとなく主人公のシンジの心情を歌っているかのような感じでした。切なげで少しミステリアスな曲調もエヴァの雰囲気と合っていると思います。

｢Kiss & Cry｣
最初は｢ん？｣と思いましたが、サビを聴いて思い出しました。某カップメンのＴＶＣＭでお馴染みの歌です。頻繁に流されていたので聴いたことのある人も多いのではないでしょうか？＾＾

｢Fly Me To The Moon (In Other Words) -2007 MIX-｣
こちらは個人的にイマイチでした…。オリジナルを何度も聴いていたせいか自分の思っているイメージとは違う気がしてしまって。。。