よかったです。
★★★★★
いい曲がたくさん入っていて、よかったです。でも、生の声を今後聞けないのは残念ですね。
素敵なラブソングをうたう
★★★★★
驚くほどラブソングが多い。収録された大半の曲が愛や恋を歌ったもの(『ヒッピーに捧ぐ』『僕の好きな先生』など例外有)だが、それはビートルズなどとも同じ。私がまず彼に興味を持ったのはカバーズやタイマーズに収録されているような政治的で強烈な、精神的にはパンクと呼んで差し支えないような曲を通じてだが、ああいう曲とこんな可愛らしい(?)ラブソングを同時に歌いこなすという所にとても魅力を感じる。勿論カバーズやタイマーズが真面目すぎる怒りや深刻なムード一色に染まりきって、その他方でラブソングを歌っているというわけではなくカバーズやタイマーズにも彼らしいラブソングやコミカルな曲が必ず幾つも入っている。本作で言えば『ボスしけてるぜ』の「えぇ?」が何度聴いても滑稽で微笑ましい。どんなに批判的な歌をうたっていてもどこか笑顔になれる、痛快とはまた別の心地よさがある。あんまりベタ褒めすると本人がそんなんじゃないと嫌がるのかもしれないが、常にどこかしら純真さ、純粋さを感じてしまう。私にとってはこれこそが彼の最大の魅力だ。一曲目の『トランジスタラジオ』などが、聴いていて不思議なほど心地よく幸せな気分になれるのは彼の歌唱などから心の純真さがひしひし伝わってくるような気がするからだ。
社会派を志すバンドやそのファン、メッセージ性の強い歌詞などを大事にするラッパーなどには「安っぽいラブソング」だとか「どいつもこいつも口を揃えて愛の歌ばかり」などと言ってラブソングを軽蔑する人がいる。それに比べて彼は自ら歌詞で「たあいのないものさ どこかで聞いたような おいらが歌うのは 安っぽいラブソング いつも くちずさむのさ」と言って堂々としている。政治的社会的な曲とラブソングという対立させる必要のないものを無駄に対立させて悪意に満ちてるわけでもない人が大事に思っている歌を軽蔑して馬鹿にする。そんな社会派よりは彼のような人を愛すべきだと私は思う。
驚愕のリマスター!
★★★★★
Leon Zervosによる腰の抜ける程凄まじいリマスターが施されてるベストです。
たとえ全てのオリジナル・アルバム、各種ベスト盤を所有していたとしても(それがリマスター盤であっても)これは絶対に買うべき(聴くべき)アイテムです。
これは前期のベストで特に初期の変貌ぶりは驚嘆です。
後期の『Greatful Days』も合わせて体験して欲しいです。
全ての音源をLeon Zervosにリマスター依頼してリイシューするくらいの気合いを見せて欲しい。
聴けばわかります。
訃報に際して買ってしまいました。
★★★★☆
まずは、長きにわたる抵抗、活動、先導、お疲れさまでした。
幸運にもリアルタイムでラジオで彼らの音を楽しみました。今となっては思い出ですが、音を通していろんな方とお話をしたような記憶があります。この中の数曲はアメリカから来ていた人に、日本のロックですよと紹介したような。
(もう薹が立ってしまった)若者が共感した詩をお楽しみ下さい。
「ぼくの好きな先生」の引っ込み思案で素直な音が好きでした。
35周年
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清志郎さん35周年ということでこのCDを購入しました。二十数年前に聞いていた曲、二十年以上たっていても、イントロを聞くと自然と口ずさんでしまう自分に驚いてしまいました。懐かしさでいっぱいです。