この本は社会情勢をはじめ、被害者一人ひとり、又は事件を担当した捜査官に至るまでの
性質について実に丹念に書かれています。
犯罪心理の方に興味がある私としては、ソ連邦崩壊の社会情勢については難しかった、
というか飽きてしまったというか・・・ロシア人の名前も聞き慣れないせいか大変でした(T_T)
それよりも事件について知りたい気持ちが先なので、流し読みしてしまった・・・(汗)。
まぁ次からは少し余裕を持って読めるかな~といったところですかね。
しかし、よくもまあ8年間も捕まらずにいたな…というのが正直な気持ちです。
全く目撃者がいないんですから、これだけ殺人を犯して、信じられません。
チカチーロの生い立ちから普段の振る舞い、正常なのか人格異常なのかなどの
犯罪心理を暴く辺りは興味深いところでした。