凄く良かった。
毛が濃い目で、でかいおっさんが受だけど、そのおっさんが可愛く見えてくるくらい、内容はちゃんとBLしてるから！
この作者さんの感覚ってすごいね、ぎりぎりのラインを体が斜めになりながらも、突っ走ってるって感じ？絶妙なバランスに脱帽だね。
絵は「さぶ」に近い。特に受の体の描写が、もうBLの絵じゃない。でも、ストーリーが乙女でさ〜。受のおっさんの表情とかしぐさも普通にかわいいの〜。
何この世界観。ハマるわ〜。

内田さんはね、デビュー当時に、何作品か雑誌で読んだのだけど、ヤンキーカプが多かったのと、色気のない作風が、好みじゃないと感じて、コミックスを買う気にならなかった作家さんでした。
でも、勢いがあるし、いい作家さんになるんじゃないかと期待は、していたのです。
でも、そのあと、めぐり合わせが悪く読む機会がありませんで、こんなにすごい作品なのだったら、もっと早くに読んでおればよかったと、後悔しています。
こんな作品を描く人だとは、思っていませんでした！作家さん本人がノリノリで描いてらっしゃるのが、こちらにも伝わる素晴らしい作品でした。

ゴツイ・デカイ・毛むくじゃらのオッサン受、一色（ご丁寧にallオッサン、ケツ毛付。）
表紙買いです。で、中身を見てビックリ。
ページを捲っても捲っても捲っても捲っても果てしなく続きまくる、オッサン受オンリー。

熊のような大男に年下攻カプが99.99％を占めています（全部じゃないか）
先生‥ホント勘弁してください（汗）軽くオッサン恐怖症気味の今日この頃です。
ですが、おやじ好きの方には激しくお勧めします。
たまには違うパターンも是非‥（心の声）

とてもよかったです。「母乳が出そう」と言う表現は、やおい本では初めて見ました。
男性にそんな愛情表現ができるなんて、新鮮でびっくりです。
何だか目からうろこが落ちた気分でした。

あまりにＨなので、携帯で読みながら「ええ！えええ！」と連呼してしまいました。
本で読めばよかったです。せっかくのHシーンを、携帯画面の大きさで
はじめに読んでしまったことに後悔。。。

私は最初の話の体育教師のおじさんが、一番かわいいと思いました。
野球選手の人が、引退した理由が「肩を故障して」というのが
実際にそういう人は多いから、「うんうん　あるある」と思って
引き込まれました。
私の最初に就職した会社で、鹿児島出身の野球一筋の男性が上司だったのですが、
やっぱりその人が野球を辞めた原因も、球の投げすぎで、肩が故障したせいでした。

とにかく、お話がある程度 社会的な匂いもするのがいいですね。
作者がお話作りを凝っておられるのがよく伝わってきます。

確かに、ほんのかすかにマンネリな気もしますが、許容範囲内です。
左官の男やもめの男性が、事に及ぶ前に、
「私にだってわかりませんよ！」というせりふは、
本当にこのくらいの中年男性が、いかにもこういうシチュエーションで
口にしそうな感じがする！うまいですね！！

スミからスミまで、ガタイのいいオッサン＆オニイサンが
嬲られまくり。濃いです・・・濃いです〜。。。

表題作「だまって泣いているのです」
あああありえねえ・・・。
調教とか・・・ありえねぇですよ・・・。
とにかく乙女な加持先生。。。

「恋のナックルボール」
うーん、担当サマにも言われたみたいですが
この受の髪型は・・・ちょっと・・・。
内田先生は良くも悪くも、ご自分の萌えをとことん
追求されているのね。

「今日も明日もあさっても」
当時12歳だった攻彼に惚れちゃうって、ある意味ホンモノ。
でもこの長い片思いが純愛ぽくて、やはりイイお話なのだ〜。。。
シャイな蓮二さん・・・あぁやはり乙女・・・。

「ちょーだいナ」
甘〜い。。。
おバカな年下攻×包容力溢れる受。
仙波クンの甘え上手っぷりに萌えです。
これは・・・負ける・・・。

「そんじょそこらの男」
んー、「お父さん」という設定は嫌いではないのですが・・・。
娘が活躍しすぎー・・・？な印象・・・。
正直おとーさんと先生が惹かれあう必然に欠ける気も・・・。
むむむ・・・。

「オレの女房にゃヒゲがある」
店長×オダジマン続編。
ラブラブだ・・・。そうかついに結婚か・・・。（？）
両者の親族にも祝福されつつ・・・。
スーパーカブで乗り付ける、会長にも萌え。
安心のメロメロ振りです。

ふはー・・・。濃い・・・（まだ言うか・・・）
ごちそうさまです〜・・・ゲフ・・・

筋肉･オヤジ受けが大好きな人には超！オススメですｗｗ

ただヤってるだけでもなく、話も面白かったりするのであなどれない。
ありえないだろう！？みたいな話の展開も、笑って済ませられてしまいます。
マッチョなオジサマが沢山出てるから判定が甘いだけなのか？；
体毛もしっかりかかれているのにくどくない。すごいかも。