実践パーソナルプロジェクトマネジメント
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パーソナルプロジェクトマネジメントの実践のための手引きです。掲げた目的を淡々と達成しつつ、人にも貢献するというような充実した人生をだれもが送りたいものです。PMという言葉を初めて聞かれる方にも、PM分野のプロフェッショナルの方々にも役立てていただける内容を目指しました。PMの専門的な手法が個人で簡単に役立てられるようにしています。
第1章パーソナルPMで結果を出す
1-1 個人の活動にまつわる課題と解き方
1-2 座標軸をしっかり持つには
1-3 ものごとを実行しやすい形にする
1-4 ペースをセットすれば完遂が容易になる
1-5 やる気になれない状態から脱出する
1-6 リスクマネジメントで腹が据わる
1-7 見落しがちなステークホルダー・マネジメント
1-8 活動を楽しむには自信を持つ
1-9 パーソナルPMが扱う領域
第2章目的・目標の構造化
2-1 目的とその上にあるもの
2-2 目的が個人を動かす
2-3 目的があるかどうかで違いが出る
2-4 目的・目標の階層構造を考える
2-5 目的・目標の構造は行動の座標軸になる
2-6 目的・目標の構造が平常心を支える
2-7 目的・目標の構造全体を少しずつ築く
2-8 個人がおかれた状況での違い
第3章To-doリストとWBSの使い分け
3-1 今後の活動を常に整頓する
3-2 To-doリストに少し工夫を加える
3-3大きな仕事は分解する
3-4 長いプロジェクトならWBS表を作る
3-5 いつどこまで分解するか
3-6 WBSを作ってもTo-do項目は残す
3-7 To-doリストのご利益と落とし穴
3-8 すぐできることは先にやって後で書く
3-9 なるべく先まで書き入れる
第4章予実の対比は気づきの糸口
4-1 個人の予定と実績には大差が出る
4-2 見積りより割当てと考える方がよい
4-3 割当て時間と優先度を調節する
4-4 長い活動にはペース設定がよく効く
4-5 EVMは組織よりも個人にフィットする
4-6 割当て時間に換算して進捗を捉える
4-7 予測値を使えばペースが簡単に調整できる
4-8 EVM活用の留意点
4-9 To-doリストと日程表は強く結びつけない
4-10 To-do完了時に一言だけ書く
第5章やる気が出ないときの対処法
5-1 やる気を失う要因と出す要因は違う
5-2 やる気を出す方策10選
5-3 それでもやる気が出ない時はどうするのか
5-4 「スイスチーズ法」を試みる
5-5 「インスタント・タスク」に分解する
5-6 継続こそが成果を生み出す
5-7 知っておきたいモチベーションの理論
5-8 主な理論の概要
5-9 厳しい宿命への対応について
第6章リスクに打克つ方策
6-1 リスクを知って挑戦する
6-2 プロジェクトのリスクは挽回しにくい
6-3 個人プロジェクトのリスクを見つける
6-4 リスクへも危機へも備えが肝心
6-5 ネガティブ・リスクにどう対応するか
6-6 ポジティブ・リスクに何の意味があるか
6-7 個人のリスクマネジメントを実行する
6-8 リスクマネジメントで肝が据わる
第7章関係者への接し方と貢献
7-1 ステークホルダーは必ず存在する
7-2 個人活動のステークホルダーは息が長い
7-3 理不尽なことが他責とは限らない
7-4 ステークホルダー・マネジメントの手順
7-5 相手の成功と成長を考える
7-6 貢献の位置づけは目的より上にある
7-7 「そして報いを求めぬよう」
7-8 貢献が実行できているか
第8章自信のもち方
8-1 偉大な達成は目的と自信から
8-2 ふらつかないために自信が要る
8-3 努力による達成が自信につながる
8-4 動機と自信がプロフェッショナルを作る
8-5 結果が出ない所には理由がたくさんある
8-6 年齢なりの挑戦は常にできる
8-7 難しいものを征服する方法はある
8-8 かといって自信過剰はまずい
8-9 パーソナルPMは心を支える防具になる
第9章イノベーションとパーソナルPM
9-1 パーソナライズの時代
9-2 イノベーターは結果を複数回出す
9-3 パーソナル・プロジェクトから始まる
9-4 試行錯誤も結果を出す過程
9-5 業務革新にも同じパターンが存在
9-6 デジタル時代にパーソナルPMが有用なわけ
第10章人生でやりたいことをする
10-1 人生で何が大事なのか
10-2 やりたいことを見付けるには
10-3 習慣を作れば意志は貫ける
10-4目的に到達するコツは「せいふ」
10-5 パーソナル・プログラムを継続する
補足A:パーソナルPMのフレームワーク
補足B:用語と人名
補足C:EVMの指標
参考書