行動経済学で賢くなる―週刊東洋経済eビジネス新書No.244
価格: ¥0
2017年のノーベル経済学賞はリチャード・セイラー氏が受賞した。同様に1978年はハーバート・サイモン氏、2002年はダニエル・カーネマン氏が受賞した。行動経済学に貢献した学者だ。人間の思考力や判断力の限界や同一の物事でも状況次第でとらえ方が変わるといった非合理な人間の側面を、いくつかの系統立ったバイアス(偏り)として説明する経済学が行動経済学だ。「アマゾンで財布のひもが緩む」、「通いもしないジムをやめられない」などビジネスや日常に潜む不思議も行動経済学で理解が深まるかもしれない。不透明な時代を生き抜くうえで欠かせない知識も与えてくれる。
本誌は『週刊東洋経済』2017年11月25日号掲載の26ページ分を電子化したものです。
【主な内容】
行動経済学 事例で学ぶ経済の新定番
アマゾンで財布のひもが緩む訳
株式投資で損切りできない理由
高くてもドコモを使う心理
納税期日を守らせる手紙
通いもしないジムをやめられない
禁煙に挫折するのはなぜ?
当たらない宝くじを買う心理
幼児教育無償化は良策だ
豊かでも幸せとは限らない
米英発のナッジが世界に波及
効かないナッジがある理由
【対談】行動経済学を知る者はビジネスをも制する!
4つの問いで学ぶ経済学最前線
【Q1】行動経済学は「革命」に失敗したか?
【Q2】「幸福」を測る経済学が登場する?
【Q3】経済学は役に立つのか、立たないのか?
【Q4】政治と経済学の関係はどうなっている?
行動経済学がわかる 必読4冊超要約
『行動経済学の逆襲』
『ヤバい経済学』
『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』
『行動経済学 経済は「感情」で動いている』