もう一押しが欲しい
★★★☆☆
作り置き料理のレシピとしてはスーパーの店頭で並んでいる食材を使ったものが大半で、気取りがない点、好感度大です。下記の点、改訂版等で改善していただければと思います。
最近この手の作り置き料理レシピ集を何冊か読んでみたのですが、どこかで紹介されていたようなレシピが多く、他書に対して優位性を感じませんでした。
レシピとしてはシンプルで3行から5行程度なのですが、そこで「だし汁」を使うことが多いのは、もう少し工夫出来なかったのでしょうか。例えば、「だし昆布」を切って、漬けておく等。作り置き料理の利点である、「調理していない時間を味方につける」が有効活用されていないように思います。
本書の構成は、作り置きのベース素材(野菜、魚、肉の3テーマ)の紹介、そして、ベース素材を使ったレシピとなります。これをもう一工夫して、次の料理まで展開出来るようなレシピ集となればと思います。ベース素材が非常にシンプルな分、次の料理だけでなく、次の次まで展開するようなレシピ集を期待しています。
おいしいつくりおき
★★★★★
現物を見ないで本を買うことには躊躇しましたが、渡辺 有子さんのレシピはどれもおいしいので思い切って購入しました。
買って大正解です。
写真も素敵ですし、レシピもいつもどおり簡単なのにおいしそう&素材の味を活かしていそうなものばかりでした。
和風ピクルスは気に入ってすでに2回作り、ホームパーティでの手土産にもしましたが非常に好評でした!
忙しい人や、お弁当を作る人にいい
★★★★★
こんな本を待っていました。
基本的な「つくりおき」の方法を、野菜、魚、肉に分けて紹介し、
それを応用したレシピも教えてくれます。
料理は連続ドラマというけれど、週末に「つくりおき」のメニューを数種つくっておいて、平日はその応用をしていけばいいんだという気づきをくれるのです。
「つくりおき」メニューは日持ちするものがメインなので、朝忙しい時間に作るお弁当にもぴったり。
しかも、「つくりおき」のほとんどは、数行のレシピでできるというお手軽さ。
気をてらった食材もなく、すべて自分のものにしたいと思いました。
本をみなくても作ることができるようになりたい逸品ばかりです。