実務に活かす就業規則運用の勘どころ
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就業規則をめぐっては、従来、厚生労働省の通達など労働行政上の基準を中心に実務を行う社会保険労務士の視点と、会社・従業員間の紛争の場面で労働法規の解釈を中心に理論展開する弁護士の視点があり、双方には明らかな考え方の違いがあった。いわば「実務」と「理論」のかい離だ。
本書では、これまでバラバラであった「社労士=実務」と「弁護士=理論」の両サイドから就業規則を分析し、問題点の解決策を探っていこうとするものである。一般的に用いられている就業規則の各条項を順番に取り上げて、会社からの質問に社労士・弁護士が回答するかたちで解説。全226本のQ&Aで構成し、就業規則に関する問題点はほぼ網羅している。中小企業の労務に携わる弁護士・社労士必携の1冊である。