森博嗣のブログの文庫化第6弾。

このシリーズも6冊目。3年間で12冊出す予定だとかで、ちょうど半分が終わったところ。

最初のころに比べると、ちょっと丸くなってきたような感じがする。役所仕事や銀行の手続き、メディアへの不満なんかは相変わらずだけど。

最近の若者が「理屈を捏ねない」っていうのには極めて賛成。最近は「理屈」って不当におとしめられているような気がする。理屈よりも感情とか感性とか感覚とかが大事みたいに。

でも感じたことを理屈づけることこそ、人間らしいことだと思う。というとまた理屈っぽいっていわれそう。