本当の意味でのDeep Purpleの始動がこのアルバムである！

アメリカに於けるZepの成功にブラックモアもかなり焦っていたと思われ、
「これからは、もっとラウドでスクリィーミング・スタイルのVo.が必要だ。」と
ライバルのペイジに負けじと、オーケストラ競演路線のロードに「一度徹底した
ハードなロック・アルバムを作ってファンの反応が見たい！」と申し出てロードは
承諾したものの「これが失敗したら、残りの人生はオーケストラとの競演に捧げられ
るだろう・・・」とのブラックモア渾身のプレイが此処に記録されたのである。

ブラックモアはES-335とストラトを半々に使用したと後に語ってましたが、曲によって
バッキングなどに335を使用したと思われます。「Speed King」「Bloodsucker」「Flight
Of The Rat」「Into The Fire」「Living Wreck」（オクターバー使用）「Hard Lovin' Man」
と殆んどがストラトがメインですが、「Child In Time」は335のみでレコーディングした模様。

Audio FidelityのSTEVE HOFFMANによって、リマスタリングされたこの24KT GOLD CDは
音圧は高くありませんが、各楽器の音がバランス良く収録されています。

「Speed King」はイントロ付きなので、マスターテープはEMIのマスターを使用した可能性大。
しかし、インナースリーヴはUSヴァージョンになっています。

限定ナンバリング入りなので、無くならない内に買ったほうがイイですよ！