発想の核、企画のへそ を練り上げるための本
★★☆☆☆
優れた会社や施設は、
コンセプトを、一行のコピーで説明している。
そんな各企業のコピー集が役に立つ
コンセプトメイキングのための、チェックポイント×12を
こなして設計していこう。
コンセプトの根本を知る本
★★★★☆
そもそもコンセプトって何だろう?
と原点に立ち返られる本。
コンセプトという作業から発想に繋ぐ仕組みが端的に描かれ、
コンセプトといのが、発想やアイデアを模索する手段の一つであることが解る点が面白い。
コンセプトというと、構えがちになってしまうが、物事を考える上でのごく自然かつすばらしい発想法の一つであることがわかると、もっと簡単に身近に考えることが出来てよかった。
沢山の事例とともに、図解を多様しておりとても読みやすい。
学生さんにぜひ読んで欲しい。
1番人気!
★★★★★
全2作を含めた3冊を利用して勉強会を開催したのですが、この本が1番人気でした。やはり常に視野を広げる訓練をしておかないと…と思いました!
コンサルティング業務でのコンセプト発想のバイブル
★★★★★
「コンセプト」という言葉は日常的に使用する割には曖昧模糊としています。
その曖昧さを分解しフレームワーク化して、上手く説明してくれているのが、この本です。
現在私は業務改善のコンサルティングを生業としています。
クライアントに提案する解決策では、いつも、策全体を貫く「コンセプト(=思想・考え方・概念)」が重要な位置を占めています。
そしてこのコンセプトの出来の良し悪しが、解決策の質を左右しています。
この本でのフレームワークがシンプルで使いやすいこともあり、いつもこれを思い起こし(または本をパラパラとめくりながら)、
コンセプトの発想に取り組んでいます。
この本との出合いにより、自分の中にあった「コンセプト」という概念の曖昧さが払拭され、
ストレートに考えられるようになりました。
自分にとっては、そんなバイブル的な存在です。
コンセプトとは「変えること」
★★★☆☆
元博報堂の広告マンによるコンセプトづくりのヒント集。
「現状認識+洞察×発見(閃き)×言葉化」という図式を使って、86の事例を紹介しながら、コンセプトの重要性(必要性)と優れたコンセプトとはどのようなものかを解説していきます。
コンセプトづくりのマニュアル本としてだったら内容は「もうちょっと」という印象です(著者にはマニュアルを書いたという意図はないのでしょうが)。一番難しい「閃き」のところは、なかなかマニュアライズしにくいプロセスですしね。
それでも、方眼紙状の紙面にメモをした形式はとても読みやすく(字も上手)、具体的な事例も「こんなこと考えてコンセプト作ったんだぁ」と感心してしまいます。
また、一番印象に残ったのは「コンセプトとは変えること」というフレーズ。
現状を示す概念はコンセプトではない、という指摘は新鮮でした。
内容の充実度合いと価格の見合いという意味で少し辛めの採点としましたが、内容は面白かったです。30分ほどで読めますし。