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ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]

価格: ¥5,040
カテゴリ: Blu-ray
ブランド: VAP,INC(VAP)(D)
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大野雄二のオープニングスコアはこれが一番好きです。 ★★★★☆
本作の副題は後年に付けられたもので、もとのタイトルは「ルパン3世」だけである。今観ても壮大なSF作品であり、特に西村晃演じる「マモー」については生涯忘れることのできないキャラクターだ。過激なセリフやお色気など、明らかにオトナ世代を狙ったものだったが、当時はTVシリーズもそんな雰囲気があって、欠かさず観ていた。大野雄二のオープニングスコアはこれが一番好きなのだが、映画本編にそのまま使われているのも本作だけだ。超弩級の名作「カリオストロ」の陰に隠れてしまった感がなくもないが、インディジョーンズにでもそのまま使えそうな脚本や世界観など、スケールでは本作の方が大きかった。言葉として流行しつつあった「クローン」をいち早く取りあげたことも、今なお「時代に遅れていない」要因だろう。特典映像の予告篇を観ると、製作費を5億円掛けていることが大きなポイントになっている。また、銭形警部が山寺からひげもじゃで出てくるシーンがあるが、これは本編にはなく、冒頭で処刑されたルパン(のクローン)に銭形がショックを受けて、しばらく寺に籠っていたシーンだそうだ。だから和風+仏像が処刑シーンのすぐ後に出てくる。この違和感の理由も予告篇を観ることで解消出来る(笑)。1万年前から君臨するマモーの存在感は圧倒的で、正体も最後までわからない。もしかしたら「神」だったのかも知れないが、そうしたらルパンも凄い人物と戦ったことになる。少しだけ当時の大ブロックバスター「スターウォーズ」の影響が見え隠れするが、まあそれはご愛嬌でしょう。ブルーレイ化されて画質も良くなった(音質はあまり変わらないかな・・・)ので、当時を知らない方にもお勧めします。星は4つです。
カリ城との比較の意味って…? ★★★★★
「本当のルパン」という定義はモンキーパンチ先生しかできない。
それをいえばコミック「ルパン三世」のみが「本物」となってしまう。
自分は「緑」のファースト世代。でも「赤」のセカンドだって始まる時はワクワクしたし
「なんか違う」と思いつつも、結局嵐のようなリピート再放送で愛着もって全部観ちゃいましたよ
モチロン「ピンク」サードも色んなアニメーターの方がこれが俺流みたいなルパンを描いていて競作のようで楽しく観れる。

そしてアニメーター「宮崎駿」というネームブランドにアレルギーな反応(?)を示すむきもおありのようだが、
彼と「高畑勲」そして「大塚康生」こそ、「大隅正秋」から「ファースト」の演出を受け継いで、
この「VS複製人間」の「吉川惣二」や「大和屋竺」とともにアニメ「ルパン三世」という作品を黎明期から
現代までファンを惹きつける「クールなストーリー」と「人間味のあるキャラクターたち」の基礎を創り上げたのだと評価したい。

「カリオストロの城」はやっぱり夢中で何度も観たし、
「ルパンVS複製人間」のルパンもファースト世代にはたまらなくかっこいいと思う。
「これがルパンの最終話では」という意見には、ちょっと「なるほど」と「眼からウロコ」な斬新なコメントだと思った。
それだけこの作品においてのルパン三世というキャラクターへの思い入れが深い方々が多いのでしょう。
しかし変に「カリ城」への対抗を煽って比較し貶める事はルパン三世のファンとして少々淋しい。
どちらも「ルパン」であり、その許容こそが沢山の人に愛される所以なのだと思う。
内容は最高です。 ★★★★☆
ん〜・・・・
正直なとこ過去の名作を、やたらにブルーレイにするのは考えものです。
この作品もオリジナルフィルムの完全デジタル化ではなく、過去にデジタルソフト化した時に、データ圧縮の際にコマ落ちされた物のブルーレイ化なので、最近のプレイヤーとモニターで再生するとセル画アニメのソフト感が消えています。
まぁ、マニアレベルの話なので観れないモノではないのですが・・・・

それにしても、このジャケットを許可した人間のセンスを疑いたくなります。
この海賊版のようなジャケットの何処から作品の重厚さが伝わってくるのかが理解できない。

さて、内容ですが、これぞルパンの原点と言っても過言ではないものです。
神を名のり世界を征服する力を持つマモーに、『夢を見ない』と言われたルパンが『夢を取り返しに行く』・・・・
夢を見ないことが、やりたいことをやり現実を謳歌することがルパンの夢だから。

この意味に気付いた時は、本当にシビレましたネ。
この作品はルパンを語る上で外せない☆


●最高傑作● 大好きな作品です。 ★★★★★
「カリオストロの城」の作品も好きですけど、 複製人間の方が好きです(^w^)

なんど見ても飽きません。

マモーはまぢに最悪な人物です。
ルパン対マモーの戦いは、けっこうすごいです。

皆さん見てみて下さい。
作品は最高のルパンですが、画質はイマイチ ★★★☆☆
【画質】
映像は少し厳しいか。
フィルムグレインは荒い粒子が強めにかかっています。
全体を通して強いのでノイジーでうるさく感じる事が多いかもしれません。
もう少し控えめのほうがよかったかな。
シャープさはそこそこ。
シーンごとに結構な差があり安定していません。
くっきりとしたセル画特有の輪郭線が綺麗に出ている箇所もあれば、甘く感じる箇所も。
暗部シーンの諧調は悪くないのですが、グレインが強いので汚く見えます。
そして気になるのがフィルムの汚れや傷。
これらがかなり頻繁に、しかも目立つレベルで点在しているため目に付く。
チラつきが気になるレベルなのです。
さらにそこまで酷く気になる訳ではありませんが、画面揺れあります。
これらはマスターの状態が悪いという事なのでしょう。
再現性はよいとは思いますが、どうしてもマスターの質が悪く物足りない。
他のBDアニメと比べると並〜やや劣るレベル。
★3くらいでもよいのかもしれませんが、ノイジーなグレインとフィルムの傷や汚れで汚らしく見えてしまうため★2とさせて頂きました。
古い作品で仕方ないとは言え、グレインの強さ、フィルムの傷や汚れを調整してくれればもっといい画質になっただけに残念。
そこまで求めるのは酷でしょうか。
【音質】
音はそこそこ。
モノラルと疑似5.1chサラウンドでの収録になっています。
全体を通してはモノラル音声視聴しましたのでそちらの評価を。
重低音は軽い音になっている。
ただ古い作品にありがちなチープな音ではありません。
軽さがありながらもしっかりとした音が出ていますので、物足りなさはあまりない。
高音は割と綺麗に出ています。
伸びがよい訳ではありませんが、詰まる事もないので許容範囲。
サラウンドはモノラル音声なのでありません。
少し疑似5.1chサラウンドで視聴してみましたが、思ったよりも悪くない音が出ています。
とは言え、音の位置が正確ではありませんので、神経質な人は音に酔うかも。
気になる人はモノラルのほうが素直でよいかもしれません。
セリフは聞き取り易く、モノラルながらクリアな音になっています。
音のバランスもよいですし、忠実な音が再現できているのではないでしょうか。
【特典】
特典はHD画質で特報や予告、海外版予告、TVスポット、エンディング素材とそこそこ。
古い作品の特典がHD画質で収録されているのは嬉しいですし、見る価値はあると思います。
【総評】
画質/音質は古い作品なのでそれなりになってしまっていますので、作品のファンなら。
しかしジャケットのイラストはなんとかならなかったのだろうか…。
購買意欲が湧くジャケットとは思えません。

▼個人的評価
・画:★★☆☆☆
・音:★★★☆☆
・話:★★★★★
・特:★★★☆☆
・総:★★★☆☆