美しき本格派トランペッターのメジャー・デビュー作
5歳よりピアノ、10歳よりトランペットを吹き始めた高澤綾。このアルバムを発表するまでニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ、東京ブラススタイル、ニューヨーク・シンフォニー・アンサンブルや著名ジャズ・アーティストとの共演等、様々なサポート活動や録音に参加して来ており、満を持してのメジャー・デビューとなった。
ニューオリンズ・ジャズにも造詣が深く、2016年春に『New Orleans Jazz And Heritage Festival』に招待され、日米混合メンバーで出演を果たしたが、本作はその時のメンバーで録音された。自身の楽曲を含め、ニューオリンズをサブコンセプトに据え、ニューオリンズの伝統に敬意を表しつつ、存在感あるトランペットを聴かせる快作。(The Walker’s 加瀬正之)