一つ 歩くことの楽しみ方について。
二つ 歩くことが体にどのような良い結果をもたらすのかについて。
三つ 歩きを続けるための思考方法について
筆者は医師で、自らもウオーキングの愛好者です。一日一万歩の歩きを勧めておられます。
歩きは体に良いと分かっていても、なかなか運動を意識して歩くのは大変です。始めてもすぐくじけてやめてしまう人も多いと聞いています。
この本では、その「運動を意識して歩く」ということが大切であり、「一日の生活の中に少しでもそのような時間を取り入れよう。」ということが提案されています。
「数分でも良い。まず運動を意識して歩く。そして歩きを楽しむ。距離や時間はあとからついてくるもの。」ということです。
私自身は、歩くことが大好きでそれに対する抵抗はありません。むしろ、むきになって歩きすぎる傾向があります。
「歩くことの効能」について知りたくてこの本を買ったのですが、それを再確認することができた以上に、時間や距離ににとらわれず「自分を追いつめないウオーキング」を取り戻すことができそうな気がして嬉しく思っています。
タイトルの「歩くとなぜいいか。」については、他のタイトルの方が良いと思ったので星4つです。この本の話の流れで行くと、歩くことの良さはあとからついてくるもので全面に押し出すものではないという気がしています。