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歩くとなぜいいか? (PHP文庫)

価格: ¥540
カテゴリ: 文庫
ブランド: PHP研究所
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本当に80歳? 若々しい ★★★★★
この先生、すでに80歳。 しかし、読んでいると、30歳くらいの方かな?と思うくらい若々しい。 「人はなぜ歩くか?」の答えとして「楽しいから」があってもいいことになる、というのは、歩く習慣がある方は、皆、知っている。 説得力充分な一冊。 さて、歩くか!
真の学者 ★★★★★
歩くことによりダイエット、歩くことにより考えを整理、歩くことにより脳は活性される、などなど、全部なっとくしました。大島先生の素晴らしいことで尊敬することは、へんてこりんな自分のドリルを買わせるために、これをやると脳がよくなる、といういかにも怪しい宣伝まがいのことを一切やらないことです。国民がたくさん歩いても大島先生は儲かりません。しかし歩くことは脳にプラスなので、勧める。これが本当の学者と思います。
やっぱり歩くのは楽しい ★★★☆☆
帰りの電車で気軽に読もうと思って買いました。
私も腰痛になってからは、大島先生と同じように、
MTBを降りて、もっぱら歩くようになりました。

本書では、前半は、現代人がいかに歩くことがなくなった
か、から始まって、歩くことの効用になりますが、
大部分は、大島先生が、歩くことをはじめて、町や
くらしや自然を、いかに満喫し、敏感になったか、を
鎌倉の周辺を交えて、語ったエッセイとなっています。

気軽に読める「歩くことにまつわる」随筆という感じで、
歩くのは孤独じゃない。歩くのは楽しいし、脳を活性化するんだ、
と、変な連帯感、高揚感を得られる、小さな一冊です。

歩く方には、いちいちうなづくようなことがたくさん書かれて
います。歩く方も、これから歩く方にも、お奨めなエッセイ。
歩きつづけられた! ★★★★★
 会社員50代後半です。
 この本を読み、週2回歩くようになりました。
 健康診断の数値は改善傾向。

 今後もつづけます。
(父のコメント)
くじけずウオーキングを続けるヒントがあります。 ★★★★☆
この本には大きく分けて次の三つのことが書いてあります。

一つ 歩くことの楽しみ方について。
二つ 歩くことが体にどのような良い結果をもたらすのかについて。
三つ 歩きを続けるための思考方法について

筆者は医師で、自らもウオーキングの愛好者です。一日一万歩の歩きを勧めておられます。

歩きは体に良いと分かっていても、なかなか運動を意識して歩くのは大変です。始めてもすぐくじけてやめてしまう人も多いと聞いています。
この本では、その「運動を意識して歩く」ということが大切であり、「一日の生活の中に少しでもそのような時間を取り入れよう。」ということが提案されています。

「数分でも良い。まず運動を意識して歩く。そして歩きを楽しむ。距離や時間はあとからついてくるもの。」ということです。
私自身は、歩くことが大好きでそれに対する抵抗はありません。むしろ、むきになって歩きすぎる傾向があります。

「歩くことの効能」について知りたくてこの本を買ったのですが、それを再確認することができた以上に、時間や距離ににとらわれず「自分を追いつめないウオーキング」を取り戻すことができそうな気がして嬉しく思っています。

タイトルの「歩くとなぜいいか。」については、他のタイトルの方が良いと思ったので星4つです。この本の話の流れで行くと、歩くことの良さはあとからついてくるもので全面に押し出すものではないという気がしています。