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風の中のマリア

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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マリアと一緒に飛べる ★★★★★
百田さんの本を読んだ中では、これが一番面白かった。
物語を読み進めながら、マリアと一緒に空を飛んでいるような気分になれる。
行間でそういう気分を楽しみながら、懸命に生きるマリアの姿を追っていくのは、子供に返ったような素直な気持ちで感動できた。
お勧めです!
身につまされる人も・・ ★★★★★
オオスズメバチのワーカー、マリアのお話。
虫の世界のことと言えばそれまでだが、強く望んだか、望まなかったかは別にして、
子どもを産まない選択をした女性には、少々身につまされるお話かも。

もしそういう方がいたとしたら、後半に描かれる女王バチの姿をよくよくご覧になるといい。
どんな選択をしたとしても、良いことと辛いことはすべての人生でイーヴンです。

責任を果たすということは身を削ることでもあります。
しかし、その「生」はどの「生」も素晴らしい。
そんなお話でした。良かった。
大人だけではなく、子供にも読んでほしい ★★★★☆
今までに、動物の生態を描いた作品はけっこう読んでいる。だが、擬人化し、壮大なドラマに
した作品を読んだのは初めてかもしれない。オオスズメバチの世界は、メスだけの世界だ。
そのメスたちが、同種族との壮絶な闘いや、命をかけての狩りに挑む。未帰巣は「死」を意味
する過酷な世界だが、読んでいてワクワクする。また、巣の中での子育ての様子も読み応えが
あった。。外の世界の喧騒とは対照的に、静かな命の営みが続く。克明に描かれている生態は
実に興味深く、物語の世界へとぐいぐい引き込まれていく。獲物を狩り、せっせと肉団子を作り、
幼虫を育てていく行為の裏側には、こんな面白さがあったのか!そして、生き抜くということは
これほど厳しいものなのか!読んでいて圧倒される。
大人だけではなく、子供にも読んでほしい作品だと思う。
素晴らしい作品!! ★★★★★
百田さんって何者だろう!?
色んな引き出しがあり過ぎて、興奮してしまいます!!

この作品のタイトルを見た時は、
ロマンスを感じたのです。
ちょっぴり悲しい切ないロマンスもありました。

主人公は、オオスズメバチの戦士・マリア!!
ひたすら『肉団子』を妹達に送り続ける戦士。
戦士・マリア達は樹液でしのぎ、自然に立ち向かい、縄張り争いにも引かない。
オオスズメバチの生態なんて、全く知らなかったですよ。
興味深くて、蜂は苦手なんですが、認識が変わりました。
強く悲しくはかなくて、運命に涙する作品です。
この作家はすごいねぇ。 ★★★★★
「永遠の0」のあとに読んだが、本当の同じ作家?と思う。スズメバチの女戦士の一生を細かく描く異色作。面白いのはハチを擬人化するのではなく、喋りはするがハチをハチのまま描いている。殺戮を繰り返すマリアだが、自然界の掟とはこういうものということを学ぶ上でも、子供に読ませたい作品だと思う。ラストは不覚にも涙が出そうになった。「永遠の0」「風の中のマリア」そして「ボックス!」・・・。この作家は本当にすごいですな。