呆れ返るくらい見事な駄作(笑)
★★☆☆☆
ナタリー・シュトゥツマンが歌ってるんで買ったんですが…期待ハズレでした。
オケの独奏が上手いのが鼻につく…楽曲への奉仕という謙虚な姿勢に欠け…むしろ全体からすると彫りの浅い薄っぺらな合奏に聞こえる。ベルティーニ指揮の都響がよっぽどマーラーの本質を鋭く深く突いていた。
小澤氏の指揮も「やっぱり」と言うか(笑)中途半端で煮え切らない…特にテンポは遅くないのに間延びしてる様に聞こえる…ビリビリした緊張感に欠ける。
ナタリー・シュトゥツマンは上手いけど…この曲は初めてなのか慎重過ぎる…表現が平坦で深みが無い。ソプラノも二線級だし、合唱の出来も良くない。ただキレイに歌ってるだけで歌詞の重みが伝わってこないので共感できない。