事前に、四谷系の通信教育をしている子供達にやらせる場合、
子供の学習進度にもよるだろうが、少し簡単に感じるだろう。
ただ、難易度が高い学習の合間に、ペースを整える意味でこの教材を
やらせると子供達は喜ぶようだ。取り組みやすい構成になっているので、
まず手にとって学習を始める段階にはオススメである。

国語（思考力）は全ての教科の基礎であり、「人間は考える葦である」とも言える存在である以上、将来においても不可欠な最重要な教科ではないでしょうか。

そこで、本書は、小学生がゲーム感覚で楽しみながら読解力や理解力や語彙力をはじめ国語（思考力）の基礎体力を養うのには最適な第二弾である。

大人でも読むことで新たな発見や意外な発見があるかも知れない。並んで一緒に読み考えることで親子の絆が一層深まるかも知れない。

そんな気にさせる本である。


以下は蛇足だが、中学生や高校生でも国語（現代文の分野）が超苦手な方は気軽に『考える力がつく国語 なぞぺー 』→本書→『出口汪の新日本語トレーニング 』
と読み進めることをお薦めする。

『出口汪の新日本語トレーニング 』終了時点で日本語の運用能力及び国語力、論理的思考力が格段に身に付いたことに驚かれることでしょう。

急がば回れ。。