まこいりえの寸評
★★★★☆
写真で残すさとむら風景をテーマに各地の里村訪問をしたく思っています。どこといって里村を特定するのではなく私の心に響く里村的風景を撮ることを心がけています。日本の里100選は、その際の参考としてとてもうれしいガイドです。選ばれた地区にこだわることなく、こうした原風景が、まだまだ日本中に残っている箇所を探して撮影したいとおもいます。そのうち写真を紹介できる場所が提供されるならればうれしい限りです。入江。
もっと捻ればもっとおもしろくなりそう。
★★☆☆☆
なんだか写真ひとつひとつが味気なくて、何を撮りたかったのか分からない感じになってます。
せっかく全国各地を飛び回ったのだから、もっと写真をたくさん載せるべき。ご当地の食べ物も載っていれば嬉しいところ。
一生懸命作ったわりにはなんだかちょっと物足りない出来でした。わたしの県の写真を見ても「こんななんでもない田舎には誰もわざわざ行かないよ!もっと自然を活かしたいい場所あるよ!」と叫んでしまいました。
朝日新聞さんもっとフランクに、もっと楽しい本作ってください。
里に行くのが楽しくなった。これで500円はおススメ!!
★★★★★
おもしろい。
お勧めの里が1ページごとにまとまっていて読みやすい。
特に、里ごとのデータ欄が使える。里周辺の直売所や産地の人が料理する農家レストランなどの、地元の情報がわかりやすい。これからのグリーン・ツーリズムにあっている。
もっともおもしろいのは、データ欄の最後にある「車ナビ」。里に行く時の目標となる施設が、緯度経度情報を数字にしたマップコードで載っており、カーナビに数字を入れれば、目的地周辺へたどりつける。これまで、いなかへ車ででかけると、こんなに細い道で大丈夫かと、途中で心配になって、景色どころではなかったが、これなら車窓をのんびりながめることができる。カーナビだけでなくて、ケータイでもこのマップコードが利用できるとは知らなかった。
データもそろっているし、これで話題にならないのは、宣伝がヘタクソなのかも。
これは売る本ではない
★☆☆☆☆
朝日新聞に載っていたので買い求めたのだが、ガッカリした。
これって、「本」?? 100選んであるけど、それぞれの里の詳細もまったく不明で、ガイドブックの体すらなしていない。
しかも、これは朝日が主催している会の本だというのだから、あいた口がふさがらない。
近ごろ、マスコミのレベル低下が言われているが、まさにそれを象徴するものだろう。
では、なぜ買ったのか。悪い見本としてである。