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現場で生まれた100のことば―日本の「ものづくり」を支える職人たちの心意気

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 早川書房
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熱く・激しく・優しい言葉 ★★★★☆
仕事が楽しい/苦しい・・・相反する言葉の中に、誰にも負けない仕事をしてきたという共通の価値観を感じることができた。
誰でもできる仕事をやって、楽しい/苦しいなんて言うことが間違っていたことに気づいた。

「仕事は楽しくやろう」・・・なんて甘いことはもう言わず、「やって良かった」と思うことができるように、今から頑張ることに決めた。
明日からでは遅すぎる。
ホンモノの「職人」たちは、強かでカッコいい ★★★★★
手と体でする仕事の知的さ、生活の哀歓。ホンモノたちの言葉が詰まった語録。

ぱらぱらめくっているうちに、ジーンと来たり、にやっと笑ったり。
「ものづくり」を支えた職人たちの言葉は、粋で強かでカッコいい。
著者が町工場の現場で長年働いてきただけに、ことばに重みを感じる。
「逃げ仕事をしない」、「昼間夢見てる」、「ホンモノの知は手や体を通して育つ」など、思わず膝をうつった。
自分も広い意味でものづくりに関わる仕事をしているので、思い当たることが多い。
ハウツー本にも見えるが、著者の解説も入り、とても奥深い内容となっている。

たけしとの対談も予想外に楽しめる。彼の職人に対する敬意を感じた。
旋盤を使った経験談、「お笑いの原価は実は高い」、溶接の技能の奥深さなどの話を面白く読んだ。

勉強本やら、他人を出し抜くためのハウツー本が流行っている中、地に足のついた豊かな世界があることを教えてくれる一冊だ。