「海外発送対応」鉄分補給 南部鉄瓶 急須 南部 霰 松竹梅 ih対応 0.65L
価格: ¥0
寸法(約):17cm×13cm×16cm 重量(約):1kg 容量(約):0.65L
熱源:ガス・炭火・IH調理器
内部は伝統的釜焼き(金気止め)。頑丈な点も魅力です。※着色:「おはぐろ(鉄しょう液+茶汁)」
通常の鉄瓶よりも肉薄(約2mm)、軽めで扱いやすい、南部鉄瓶の凄みが存分に楽しめる逸品です。
お湯がまろやかになって美味しい!さらに鉄分補給もサポート!※共箱付、説明書付き。納期につきましては早くご用意できる場合もありますので、お急ぎの際はお問合わせください。
■鉄瓶の歴史
日本で「鉄瓶」と呼ばれる茶道具が最初に見られるのは千利休の活躍した戦国時代だとも、
また生産が確立した江戸中期とも言われ、諸説あります。
ほかの茶道具に比べ歴史が浅く、時期がはっきりしないのは、中国から伝来した茶釜を使
いやすいように取っ手をつけるなど変形し、小型化して装飾を施すなど、長い時間を
かけてゆっくりと「鉄瓶」という道具のジャンルを確立して来たためとも言えるのです。
その後、江戸後期・明治・大正・昭和と4つの時代、100年以上にわたって、鉄瓶は日本全
国に広く普及しました。
日本には水を煮沸する道具は他にやかんがありますが、やかんは主に銅製なのに対し、鉄
瓶は鋳鉄でできており、カラ焚きを避ければ直火にかけたままにすることもできること、
そして火からおろしても保温性に優れていることが、鉄瓶が広く普及した理由の一つではないかと言われています。
■鉄瓶のお手入れ
○使用後は必ず乾かす
○水を入れっぱなしにしない(入れっぱなしは確実に錆びる)
○湯垢をつける(つけばつくほど錆び難く、湯が美味しくなる)
○錆が出たとしても気にしない(体には無害)
○外側のお手入れはそんなに気にしなくて良い(思い付いた時、拭き拭きしましょう)
■鉄瓶の錆について
○鉄瓶の内側は必ず錆びてしまいます。でも平気です、安心してください。
○絶対に鉄瓶の中を触ってはダメです!
○鉄瓶の中の処理「金気止め」
鉄瓶の内側が簡単には錆びないように、鉄瓶製作の最終工程、つまり仕上げの段階で“金気止め”という防錆対策をします。この「金気止め」もしくは「釜焼き」と呼ばれる処理を施して鉄瓶の中が錆びないようにします。
この金気止めは、炭火で鉄瓶を800度~1000度の温度で真っ赤になるまで焼く工程を言います。 これにより鉄瓶の中の表面に“酸化皮膜”が作られます。
この酸化皮膜のおかげで、鉄瓶が最初から錆びることを防いでくれています。
もちろんまったく錆びないわけではありません。いずれこの酸化皮膜も取れてきます。酸化皮膜が取れる頃には鉄瓶の中も落ち着いてきて、少しずつ湯垢(ユアカ)ができてくると言うわけです。
つまり金気止めには、湯垢が出来るまでの間、鉄瓶の中が簡単には錆びないようにする役目があるというわけです。
金気止めがされている鉄瓶の中は白っぽくなっています。
■TOWAKOUBOUで制作される南部鉄瓶は、伝統的技法をベースとした一品一品入念な手作業によって作られております。その品質の良さ、高雅な風格は他産地の追随を許すことなく、本場南部を代表する鉄瓶として全国のみなさまからご愛用いただいております。丹精込めて制作したTOWAKOUBOUの鉄瓶をどうぞご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。