虫、超初心者の私にとって沢山の虫の中から調べるのにはとても良い本だと思います。コンパクトであるので山歩きにも手軽に持てます。飼い方なども載っているので参考になります。

市民の方とトンボ調査を毎年実施しており、同定担当として関わっています。
捕まえた種が、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ハラビロトンボ(各オス・メス)の
どれなのか、といった場面では、この本が一番使いやすく、
市民の方にも納得していただけます。

見開きに小さい写真がちりばめられているので、１ページ１種の図鑑に比べると
種の情報も少ないし、写真が小さくて細かいポイントは見えないのですが、
アカトンボ(といわれる)仲間を見分ける、というような場面でも、
現地に持っていっても小型で助かっています。

だいたい何の仲間か、までわかる方（子供・大人）の、フィールドに持って出る本として、
お勧めできると思います。
☆ひとつのマイナスは、種情報の少なさの分です。
ただし、食草、見られる時期、分布域等の情報はちゃんと載っているので、
読み物を期待しない限り、多くの種についてこれだけの情報があれば十分とも言えます。

見安さ、値段、持ち運び安さ、掲載種数と、全てをクリア図鑑はなかなかありません。
その中でこの図鑑は見見やすさに少々難点があるものの、他はクリアしていると思います。
特に掲載種数と値段とに優れています。

図鑑は自分の見つけた昆虫が何かを調べるのが基本的な使い方です。
昆虫の観察時には虫眼鏡を使うものなのですから、小さい字は虫眼鏡で見れば良いのです。
あとは、自分が実物を見て特徴をフィールドノートに書くなどして補いましょう。

野外に持ち出す図鑑としては、重宝します。

他のと比べましたが、殆ど同じ内容の上に、
更に一つ一つの写真に特徴が書いて
あって分かりやすかったと思います。
絵もありますが、殆ど写真です。

特にうちの子は、バッタの自由研究をした時に、
昆虫の見分けが難しいことを学びましたが、
こうやって特徴が書いてあった方が見分けやすいと感じました。
他と比べても、種類も豊富だと思います。
ただ、豊富に載せたためか、写真が小さく、
かなり見づらいです。

お値段も他と比べて、お安いと思います。

400種を超える昆虫が紹介されているということと、携帯サイズの図鑑なので子供が見るにはちょうどいいかと思って購入したのですが、かなり期待はずれでした。
中身を見ないで買ったからしょうがないのかもしれませんが、図は小さくしかも写真ではなく絵だったりして…。写真も色あせたような感じだし…。
図鑑は図が勝負でしょう！！！

子供が見ても面白くなさそうなんです。

「星０」があったらそれをつけていたと思う。