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本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本

価格: ¥2,310
カテゴリ: 単行本
ブランド: 朝日新聞出版
Amazon.co.jpで確認
本の未来と仕事の未来が明るく思えてくる ★★★★★
右開き、左開きで、栞の紐も赤と緑の2本。

この本に、恵文社をはじめとする有名本屋というかユニークな本屋というか、創意工夫をして街に愛されえている本屋を巡るエッセイが掲載されている。
本を読む面白さとそれによるコミュニケーションの構築を様々な角度から試みている著者の思いがよく表れている。
いま話題の「セカイカメラ」とまったく同じ発想の本のウェブサイトが書かれていたのには驚いた。
確かに、本を読んで、どの部分でどのように感じたかを多くの人が共有できると、また面白い本の読み方ができそうである。

「両A面」の「本の未来をつくる仕事」が以上。

そしてもう1面の「仕事の未来をつくる本」だが、キーワードは「お金をもらわない仕事」「なにものかになる」「フリーター・フリーランス」。
「仕事」の側面を「お金をもらう/もらわない」「やりたい/やりたくない」「時間/成果」で仕分けして、わかりやすく説いている。
この区分け、起業にはとても重要ではないかと思う。
なにものか ★★★★★
本のコンセプトなど、何も知らずに表紙だけ見て買いました。

読んでいる時は、「ゆるさ」みたいな印象を受けましたが、
後で考えてみると、著者の揺るぎない独自の信念みたいなものが
あることに気付き、「これって、すごいことなのでは?」などと
思ったりもしました。

色々なビジネス書がありますし、いい本もいっぱいあります。
しかしこの本には血の通った人間臭さみたいなものがあり−それが
「ゆるさ」と感じたのでしょうけど−じっくり考えながら読むと
自分にとってためになることがたくさん書かれていました。

「なにものか」になる・・・この言葉の曖昧さがいいですね。
まずはここを目指します。
就職氷河期世代のライフハックス ★★★★★
この本に合う人は、以下の人です。
・勝間和代さんや本田直之さんのようなビジネス本に興味があるけど読む気になれない人、読んだけど良く覚えていない人
・自分に合う就職先が決まらない、入社してみたけど何か違うと違和感を感じている人

仕事を「お金をもらう仕事」と「お金をもらわない仕事」とに区分することがポイントです。そして、なりたい自分をイメージしつつ、自分のキーワードの掛け算から「お金をもらわない仕事」を形作っていきます。
たとえば、「花」×「食べる」×「音楽」で、花を敷き詰めたクラブイベントで、食用花を使ったフードを提供し、花にあわせて選曲したDJをやる、とか。

静かな語り口ですが、かなり肝が据わっているというか、筋の通ったビジネス本だと思います。
本をアートか?メディアか? ★★★★☆
この本においてあまり内容に関して語るべきではない。それよりも著者の生き方が凝縮したようなアウトプットが「本」であったというほうが正しい。おそらくかつては「変わり者」としてとらえられた著者のような生き方やライフスタイルは今ではロールモデルとして十分「正しい」ものになっているのに違いない。アーチストが理屈をこね回したようなアートとしての本ではなく「本っておもしろくね?」となんのてらいもなく「両A面」的なものにしたりする部分。買い手を選ぶ本であることとは間違いない。
独自の視点で面白い! ★★★★★
ブックコーディネーターの内沼晋太郎氏の本です、。
「本の未来をつくる仕事」「仕事の未来をつくる本」というテーマで
両A面の本になっています。

・本の未来をつくる仕事
内沼氏の携わってきたプロジェクトと、本に関わる様々なトピックが書かれてます。
堅苦しく本の良さを書いているのではなく、良い意味でゆるく本というプロダクトと
その周辺について独自の視点で書かれています。

私のように普段本を読まない人も、よく本を読む人もきっと楽しめると思います。

・仕事の未来をつくる本
仕事の捉え方が独特で面白いです。
仕事に関する自己啓発本はたくさんありますが、仕事そのものの捉え方を見直し、
人生を楽しむためにどうするかといったことが独自の視点で書かれています。

この本にも書かれていますが、「何かもやもやしているけど、どうして良いか分からない人」
が一気に人生を変える(起業とか)のではなく、緩やかに面白い方向に持っていくための
ヒントがありそうな気がします。

読みやすい本なので、気軽な気持ちで読んでみることをオススメします。