透明化に関する科学エッセイ
★★★★☆
タイトルに関することは第3章のみで、後は透明化に関する科学エッセイです。
スタートレックや攻殻機動隊といったマニアックな事例(それをちゃんと知っている私はオタクだろうか)でわかりやすく説明してくれます。でも物理学の基礎知識がないとややしんどいかも。
攻殻機動隊からステルス戦闘機まで
★★★★☆
さまざまな「透明」化技術を概観するのに良書だと思います。
一口に「透明」といっても、光を透過するだけではありません。期待される「結果」である「相手から見えない」という現象を実現する手段を紹介してあります。アニメや映画や兵器など、分かりやすい例を交えながらの解説なので、気軽に読めると思います。
実現したあとの利用法として、「自動車の後方視界の確保」「飛行機の翼を透明にして眺めを良くする」「隣に建ったビルを透明にして景観を守る」と、何だか魅力の小さそうなアイデアが並んでます。やはり、軍事目的での利用がメインだと逆に認識し直しました。
光学迷彩でなく
★★★★★
浮く車、タイムマシンの前にまずはこの技術でしょう。まじめに夢のお話です。