コードバン(当社使用は日本製)は馬のお尻部分の皮で、1頭から全体の約1割しか取れない、大変貴重な革です。(約40cm×40cmが2枚)
その革をタンニンなめしし、染色したコードバンは特有の光沢があり、上品で艶やかです。
通常、馬の革は低強度ですが、尻革だけは堅牢で厚さも抜群。
繊維が緻密なため丈夫で長持ちするので、一生物のお財布としてお持ち頂きたいです
また、内側の本ヌメ革は長く使えば使う程、飴色に変色しその風合いは手放せない逸品となる事でしょう。

切れ目にスミ塗り：表革のフチを切れ目（切りっぱなし）にし、スミ塗りを施しました。
こちらには本切れ目という手法を用い、スミを塗った後磨きを掛け、更にスミを塗って磨きを掛け・・・
一手間も二手間もかけ丁寧に仕上げる技術。
すっきりとまとまった美しいデザイン。
細部に至るまでこだわりを持ち、持てば持つほど自分色になってゆくお財布が仕上がりました。

小銭入れが付いていないので、お財布をすっきりと持ちたい方にオススメ。