第45代アメリカ合衆国大統領、ドナルド・トランプ。稀代のビジネスマンであり、いまや政治家でもある彼の仕事観や大切にしている家族、人間関係、そして独特な成功哲学など、本人がありのままを記した最強の一冊を緊急出版!


――「この本は、ビジネスや人生に関する私の信念、私の基本ルールと方針の集大成である」


序章に著者であるトランプ氏本人がこう書いたように、本書は、トランプイズム満載の内容です。

美しいものと学ぶことが大好きで、ビジネスに関してはリサーチを徹底的に行い、準備は用意周到に行う。メラニア夫人を気遣い、勝利会見の際に話題になった息子、バロンくんが誕生した際の感動や、友人たちを大切に扱う姿……トランプ氏が持つ豪快なパブリック・イメージからすると意外に思われる一面もあれば、自分の直感を信じて、さまざまなトラブルをものともせず、強靭なメンタルでものごとを遂行していくさまも、私たちがふだんテレビで見るのと同じ調子のトランプ節で記されています。


本文より一部抜粋。


――「自分の可能性を自分で制限してはならない。考えることも言うことも、とにかく大きくいこう。それを私は『トランプ・スケール』と呼んでいる」

――「冗長なプレゼンテーションに含まれている無関係な情報は、ジャンクメールのようなものだ。
(中略)ゴミのような言葉を撒き散らすより、必要な情報だけに絞り込んで話すことだ」


「トランプ・スケール」、とにかく大きくいこう、ゴミのような言葉を撒き散らすな……等、トランプ節が炸裂するなかで、
さすがは当代きってのビジネスマン、的確なアドバイスも。


――「事実にこだわれ。推測や一般論や、他人の憶測に耳を貸してはならない。証拠や書類や、具体的な数字を手に入れること。
交渉するときは、公平で道理をわきまえ、みんなが得をするように気を配れ。独り占めして敵を作ってはならない。
さもないと、後でやっかいなことになる」


90年代に財政トラブルに見舞われ90億ドルもの負債を抱えるも、断固戦って復活することを決意し、事業を再び軌道に
乗せた剛腕ビジネスマンが、はたしてどのような成功哲学のもとアメリカ合衆国大統領という職務を乗り切っていくのか?

そのヒントがつまった本書は、トランプ氏の人となりを知るためにも、これからのアメリカを予測するためにも必読の一冊です!



■Contents

・好きでもない仕事で人生を無駄にしない
・目標は高く。世間の人をあっと言わせろ
・大きいことはいいことだ
・強気を貫く
・徹底的に研究する
・お前はクビだ!
・挑戦し、痛い目にあうのも勉強だ
・直感にしたがう
・共通項を見つける
・美しいものに囲まれる
・勝つための交渉術
・臨機応変に考える
・気の合った人と仕事をする
・粘り強く
・流れに逆らって進む
・お金を第一の目標にしない
・学ぶことはエキサイティングだ
・全体像をつかむ
・絶好球を待つ
・変化を歓迎する
・要点を言う
・不可能を可能にする
・ペースを決める
・手段は問わない
・ビジネスは芸術
・解決法にフォーカスする
・恐れを克服する
・道なき道をいく
・自分を信じる
・勢いに乗る
・学ぶか、破産するか
・あきらめない
・方法ではなく、目標