実質、最後のCD WALKMAN
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すでに生産中止となったモデルです。
D-EJ002という下位機種は継続して生産、販売されていますが純粋なSONY製では無いため、このD-NE730が最後のCD WALKMANになるようです。
デジタルアンプを搭載したモデルです。
音楽CDの他に、MP3/ATRACフォーマットで記録したCD-R/RWの再生に対応しています。
電源は、ACアダプタ、ガム型充電池、または外付け電池ケース(単3電池1本)となっています。(すべて付属します)
操作は裏面かリモコンで行うようになっており、リモコンでのみ操作・設定できる項目が多いです。
(リモコンが無いと設定できないというのは不便です)
出力はヘッドフォン端子兼Line Out(リモコンの設定で変更可能)です。
光出力端子が無いのが残念です
音は下位モデルと比較して、やはり価格差以上のものはあると思います。
SONY製最後の音質優先のポータブルCDプレイヤー
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ソニーのD-NE730,830が生産中止になり、Amazonではプレミアム価格になっているようですが、製品そのものは良いです。
圧縮音源に慣れた耳でCDを直接聴くと「こんなに情報量があったんだ」と思えるかと思います。
当面は大丈夫だと思いますが、付属するガム型のニッケル水素充電池もSONYでは発売中止となりました。
付属充電池が劣化した場合、継続して使うには外付け電池ケースに単3電池を入れて使うしかなさそうです。
非常に残念です。
現在は下位機のD-EJ002のみ生産、販売されています。
価格の差はリモコンの多機能さだけではなく、音質の差も結構あります。
選択肢が減ってしまったことが残念です。
このくらいの機能であればOK
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やっぱりCDたまに買った際、聞くのにDVDプレーヤーだと
シャッフルやプログラムできなくて不便だったんで。
昔使ってたCDWALKMAN壊れてしまったんで、いつか買わないと
と思い、今回購入です。
コンパクトだし音も良いので気に入りました。
CDラジカセだと出張で持ち歩き出来ないんで。
ただ、ヘッドフォンのリモコンで操作しないとならないのは
ちょっと不便なんで、本体でも液晶画面があって
操作できるようにしてほしいとは思った。
本体のボタンが全部底部にあるので、スピーカーつけて
置いて聞く際、本体ボタンが押せません。
まあ、CD-R、RW、MP3、ATRAC対応なんで良しとします。
私にはまだまだ必要なものです。
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アイワ ポータブルCD XP-EV530-L(ソニー製)を愛用していたのですが3年半でこの度壊れてしまいました。
とても気に入っていて携帯音楽プレーヤと一緒に常に帯同、仕事に集中したいときには延々と同じ曲をリピートさせたりしたからなぁ・・。
そんなわけで、新たに買い入れたのがD-NE730S。
まずは本体の薄さにビックリ。
ほとんどクッキーかキャンディー缶のフタですな。
その薄さゆえにアイワ製のようにディスプレイはなく、操作ボタンも裏側になり、しかも小さく設えてあるだけなので、もはやリモコンで操作するのも止む無しという感じ。
単3型電池を使いたいときには、ゼロ戦の「増槽」みたいな外付け電池ボックスを使用しなければならない。
しかし、慣れとは恐ろしいもので、2・3日D-NE730を使った後、アイワのプレーヤを手にするとエラく分厚く感じてしまいます。
ただ、薄いだけに何かとスペースが最小限で、ディスクを取り出すにもトレイとの隙間が小さくて、指先が引っ掛からず、まだ手間取ってマス。
リモコンを押したり捻ったりしながら、だいたい好みの音にセッティングできて来ましたが、さすがに新しいだけあって「音の澄み」が違うなーと感じました。
イザイの無伴奏バイオリンソナタとかアレクサンダー・ロンクィッヒのフォーレのピアノ即興曲といった楽器一本モノを聴いてみて背後の静寂感が澄んだ感じになったなと感じています。
一見するとピックアップ周りは(実際はソニー製ということもあって)アイワのプレーヤとパーツが同じように見えるのですが、もしそうならデジタルアンプ搭載分の効果はあったということになるのかもしれませんネ。
mp3などに圧縮した音源は聴き疲れするのか、時々音楽を聴くのが億劫になることもあったりして、まだまだこの種の小型CDプレーヤは手許に持っておきたいものだと思っています。
ダイレクト音源にこだわる人に!
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最近では「圧縮音源」での音楽鑑賞がごく一般的になり、手軽に音楽を楽しんでいるさまを見て、1970年代後半に初代ウォークマンが登場したときの衝撃がリアルタイムで記憶されている私としては隔世の思いがあります。
そんな状況で通勤電車の中で本機をカバンから取り出して、やおらCDをチェンジするのも何となく気恥ずかしく感じられることもないわけではありません。自意識過剰だなぁと思いつつ、時代の流れで言えば少数派であることは間違いありません。事実、量販店を覗いてみても「CDウォークマン」が占めるスペースはどんどん縮小されています。
10数年前、手元のCDを戸外に持ち出してダイレクトに音源を聴くことができるCDウォークマンの登場によって、私の音楽生活は一変しました。もちろんそれ以前にカセット時代もあったわけですが、長い通勤時間で感じられる何とも表現しがたい無聊を、このCDウォークマンは何度となく癒してくれたのです。一時期、ECMの音楽にのめり込んでいたことも原因なのでしょうか。特に音質の差が如実に表れるピアノとドラムのハイアットに関してはできれば圧縮音源ではなくダイレクトに鑑賞したいものです(もちろん一番優れているのはアナログ音源であることは百も承知ですが)。
1日最大4時間、休日は6時間、ほぼ1年間休みなく使用すると、最長耐用年数は約1年間。これが経験上のデータです。いま使用している機種は10何代目くらいだと思いますが、投資したお金の話はさておいても、このCDウォークマンシリーズから得られた音楽的財産は何ものにも代えられません。CDショップを出るやいなや本機にCDをセットし、即座に音楽世界に没入した時の至福の思いがあるからこそ、手放せないのです。ところで付属のイヤホンで聴いている人は、多少値段が張っても上位機種で聴かれることをお勧めします。まったく違った世界が目の前に広がりますよ!