ふしぎなかぎばあさんは、最後まで不思議なお婆さんでした。
カギっ子の例えのように、ほんの少しの寂しさを感じるときに、身近にお祖父さん、お祖母さんがいてくれたら、寂しさ虚しさが消し飛んでしまう、というようなことは誰もが感じたことがある体験かもしれません。

カギっ子の味方、その名も「かぎばあさん」。

おうちのカギをなくして泣いているあなた、カギばあさんにおまかせあれ！

かぎばあさんはね、じゃらじゃらたくさんカギのたばを持っているんだよ。

ほーら、開いた！！

そしてここから「ふしぎな」かぎばあさんのお話が始まるのよ！！

　小学校の頃、図書館でたまたま手にとって読み、シリーズを読みあさりました！私は鍵っ子だったので、かぎばあさんが本当にいたらいいのに！！！といつも思いました。たくさんの鍵の束をもった優しい、愉快なおばあさん、あこがれでした！