就職して5年が過ぎ、仕事にも恋愛にもある程度の「結果」を出さねばならなくなる。右へ行こうか左へ行こうか、30代に持っていくもの、捨てていくもの。毎日毎日選択を迫られ、過去の選択が正しかったのかどうか考えさせられる。あの時、別の道を選んでいたら、どうなっただろうか?戻れはしないパラレルワールドを戻ってみたい。小中高と同じテンポで生きてきた女友達たちのバラエティ豊かな人生がこの本には詰まっている。ひょっとしたらこの人生は私の!ものだったかも、私にもこんな瞬間があった!こっちはあの子のようだわ、ともっともっと、読みたくなる。読み終わったときには自分の人生も悪くはないな~と思うのでした。