なにか違う・・・志の在り処
★★☆☆☆
駅弁を買って、食べて、楽しむ。
それは小さい楽しみだ。
何の役にも立たないが、自らの癒しにはなる。
個人的には嫌いではない。
その様子を漫画で描写する。出版する。
普及する。広まる。
広まると小さい楽しみは大きな楽しみになるのだろうか?
否。
普及した小さな楽しみは、あくまでも小さな楽しみ。
どこへ繋がるわけでもない。
なかなかおもしろかった
★★★★★
鉄道に興味無くてもおもしろく読めた。駅弁だけでなく鉄道に関して蘊蓄が読めるのも良い。駅弁のカラー写真、せめてカラー挿し絵が欲しいところ。
思いのほか良かった
★★★★★
東京で弁当屋を営む男が、日本一周して駅弁を食べまくって弁当を研究するというシチュエーション。その設定だけでよだれが出そうだ。
第1弾は九州編。ブルートレインで九州入りするところから駅弁を食べまくる。
北九州から入って、大分、延岡、宮崎、都城、鹿児島と南下し、駅弁紹介だけにとどまらず、肥薩線などの鉄道名所を押さえている。八代、長崎、佐世保、博多、ゆふいんの森と回って九州を回りつくす。このハードな旅程と主人公の食欲にも驚く。
駅弁の絵がカラーだったら、なお良かった。
かつて最南端だった西大山、最西端のたびら平戸口を訪れたところを見ると、これから稚内、東根室まで訪れる展開になるのだろう。今後に期待が持てる第1巻である。
旅先で食べる駅弁は美味なり
★★★★☆
鉄道と駅弁を両方楽しめる漫画。
タイトルにあるように軸足は駅弁なので「鉄子の旅」の180度反対に位置している作品です。
ちなみに私は両作品とも好きです
1巻は東京から夜行で九州に上陸し、おおむね時計と反対回りに九州を一周します。
「おいおい」と思わず突っ込んでしまうくらいの頻度で駅弁を食べる作者のがんばりは(男の背中みたいな意味で)ポイントです。
「マドンナ」的な女性が登場するのですが、この子の存在が漫画的に成功していると思います。
現実問題として男一人の駅弁旅はちょっとキツイかもしれませんものね。
今後が楽しみです。
顔UPが多すぎ
★★★☆☆
日本一周鉄道の旅をしつつ各地の駅弁を食べまくるマンガ。
軽い「美味しんぼ」テイストだが
食べてる時が顔のUPが多すぎて
少々読みづらい。
が、「鉄」にはたまらないスイッチバックやループ線、絶景車窓ネタなど、
『鉄子』とネタ的にカブってる所もあるが
駅弁ネタで楽しめるのが良い。
できれば、単行本には収録してある駅弁のカラー写真であってほしかった。
その点、東海林さだお先生の本「偉いぞ!立ち食いそば」には
駅弁写真が載っていて更に食べたい感を増す事に成功している。
ラーメン屋とかでサラッと読むにはいい。
無難に面白い作品。