大人の役割
★★★★★
世界一おぞましいと言われる男の子だが、
見方によっては、とびきりいい子にもなりうる。
子供の長所を見いだして、それをのばしてあげる、
普段つい忘れがちな大人の役割を
はっと思い出させてくれる一冊です。
5、7、5…のような日本語のリズムが、
物語に勢いをもたせ、読んでいて気持ちがいいです。
「おぞましい」子なんていない
★★★★★
あぶない、きたない、うるさい。男の子ってどうしてこうなの!特にママ達にとっては
男の子との暮らしは我慢ならない事件の連続であり、一度や二度は(いやもっと)大声で
叱り付けたことがあるのではないだろうか。
私も「うるさい!きたない!何度言わせるの!」と毎日のどをからして怒鳴っていた一人
だが、この本はそんなわたしに「はっ」と気付かせてくれた。そんな言い方ないよねって
ことに・・・・「おぞましい」こどもなんていないということに・・・
子供にとって身近なしかし大きな問題を非常にスマートかつユーモラスな方法で表現している。
我が家のエドワルドへ!
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読み進むうち、楽しくなってきました。初めは私だけで読んだのですが、子どもに読み聞かせるときには、子供の名前に換えて読んでみました。
本当に汚い子!○○!みたいな感じで。子どもは大喜びです。どうしようもない、とか、散々な言われ様なのですが…
最後にはその子を大切に思っているって、まったく必要ない子はいないのよ!って、背中を押して、自信をあげられるような絵本です。