フィンランド語で楽園を意味する『Paratiisi (パラティッシ)』と名付けられたテーブルウェアは、Arabiaの陶芸作家でありフィンランド陶芸界のプリンスと称されるKaipiainenによって1968年にデザイン
ソリッドな色彩のブラックは、とても人気があり希少性の高いカラーとなっています。
ARABIA(アラビア)社は、北欧スウェーデンのロールストランド社が1873年にフィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビア地区に設立。
1916年にARABIA社はロールストランド社から独立し、フィンランドの国民的製陶所として歩み始めます。以来、優れたデザイン性・芸術性を保ちながら、使い勝手に配慮した実用的な食器を発表し続けています。
1932年に迎えたアートディレクター、クルト・エクホルムによる日用食器のデザインに取り入れた機能主義や、アートデパートメント(芸術部門)の設立による優れた作家やデザイナーらの自由な活動はARABIAを大きく発展させました。
カイ・フランクがデザインし1948年に発表されたキルタ(後のiittala/ Teema)シリーズは、食器をミニマライズさせ、少ないアイテムで多目的に使えるようにした、画期的な『キッチン革命』でした。
数々の独創的な考え方や手法が、フィンランド陶芸界においてARABIAを確固たる地位に押し上げました。
時代を超越した温かみのあるデザインは消費者のニーズをしっかりと捉え、次の世代へと受け継がれるテーブルウェアとして厳しい品質管理のもと、生活を楽しくする製品が日々多くの国へ送り出されています。