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本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: 三笠書房
Amazon.co.jpで確認
あまり残らなかった ★★★☆☆
読んでても内容があまり残らなかった気がします。

感動とか共感があまり…

テレビと比べて本は、自分でめくり読むから能動的。

いろいろなジャンルを読むことで、視野が広くなったり、様々な角度から物事がみられる。

っていう2点は[あぁ]と思いましたが…

なんかそこまで…
多読、乱読は支持するが、主張が荒い ★★☆☆☆
今後一般庶民から抜け出すには、
もっと読書をする必要がある!
しかもビジネス書のような実用書でな、
教養が深まる、含蓄のある本を同時に何冊も読むべき。

この本の主張は一言にすると、
こんなところだろうか。

私自身多読、乱読派なので、
著者と大まかな考えは一致しているが、
あまりに語り口が傲慢というか、
極端なので、どうにも読んでていい気がしない。
自分のやり方以外を認められないような人のように感じてしまった。

この本の中でも、本は全部読まず、
自分にとって役立つところのみ読めと言っているので、
この本に関してもあまり鵜呑みにせず、
自分の納得できる部分のみ受け止めればよいのではと思う。
読みやすい初心者向け読書術 ★★★☆☆
 読書が人間を変えるし、読書をしない人間は、どんどん負け組になっていくというのが本書の趣旨。

 ただ、読む本も、安直なビジネス本なんかではなくて、趣味の本や自分の畑違いの本などを読み、読む本の幅を広げることが、結果的に自分の人間的な幅を広げ、結果的に成功に近づくことができるという。

 そのための方法論として、分野の違う本を同時に10冊読み、つまらない本はすぐに読むことをやめ、読書する時間を作るためにはお金を惜しむなということを著者は言います。

 そもそも読書好きの人はほとんど本書の内容は実行している、実行せざる得ないようになっていると思いますが、読書をこれからしたい、能力をつけたいけど、どんな本を読んだらいいか、ちょっとしたヒントがあります。

 著者の言うとおり、ムダな本をもったいなからつい最後まで読んでしまうのは、時間の無駄なんですよね。

 もう少し、詳細な読書術を書いてくれていたらよかったと思います。
手厳しい一喝の書?それとも… ★★★★★
自分は大学時代の研究を自宅で続けていて
その関係上、本を読まなければいけないので
あるが、そうすると研究とは別に読みたい本に
手を出せないのが悩みだったのであるが、この
本をよんで、それが如何にナンセンスな悩みで
あるかが良く判った。

内容はハッキリ言って、著者の言い方は辛辣な
物言いをするので、読んでいてムッとするかもしれない。

しかし、本人の経験上から言える結果である事に
間違いはなく、そこにイデオロギー的なものは
ないと判断出来たので最後まで気持ち良く読めた。

耳障りの良い抽象的な事を書き連ねたハウツー本を
読み重ねるくらいなら、この一冊にキッチリと
向き合った方が良いと思う。
主張は分かるが、論理性に欠ける印象を拭えない ★★★☆☆
本書は、著者ご自身が数冊を並列して読んでいる読書家
であるという背景から、本を読むことの意義、読み方、
そして今後の生き方までも含めてストレートに分かりやすく
語ったものである。

著者の主張のポイントは、皆が読んでいる「平平凡凡な」
本しか読まないと、「平平凡凡な」人生しか送れない。
そして、社会的に有名な人は、押し並べて読書家であり、
多読・速読をするには本を並列して読むのが優れた方法
であるといったことである。

こういった著者の主張は分かるのだが、主張を裏付ける
ための著者の信念やデータ等の論理的根拠が欠如している
ものが多いため、ややもすると著者の独りよがりの印象
も拭えなかった。

例えば、社会的に成功している人が読書家であるという
ならば、具体的にどういう人が読書家なのか、またその方
たちは、著者が主張する「並行読み」を実践しているのか
等を示して欲しかった。

読書の重要性を語る一人の主張としては興味深いが、その
主張を支える論理性には疑問を抱いてしまった。