メインキャラクターのプロフィール、ゲームのシステム、簡単な用語の説明など掲載されてます。世界観とオビにありますが、裏設定のようなものはありません。

現代にいた某キャラはなぜ主人公と行動を共にしていたのか？
個別ルートで迎えた大団円での展開により、某キャラはループにならないのか？
そもそも大団円の書はそれぞれの個別ルートの延長上にあると解釈したらいいのか？
なぜ宝玉がこの人物から託されるのか？
あの人物はなぜ「〜〜」って言ったの？あれはどういう意味？

このように本編のシナリオでよくわからなかった部分など、
裏設定としてガイドに掲載されているかもと期待していましたが……
説明書が厚くなった程度です。
　
正直、ゲーム雑誌やネットで得られる情報ばかりでした。

声優さんのコメントも最後の方にありますが八葉＋神子の声優さん9人分のコメントで、5ページしかありません。二言三言ずつ程度です。

今までのシリーズの紹介や、開発にいたってルビーパーティー側のコメントなどがあります。似たような情報はゲーム雑誌にあったので正直、この値段ではおすすめしません。システムなど掘り下げられても説明書とかぶります。

この手の本て薄い割りに価格高いし、続いて攻略本は上下に別れてるし。遥か大好きだからノリで買い続けてますが、学生のみなさん財布は大丈夫ですか。

キャラクター紹介のイラストと、終わりの声優さんのインタビューだけだと、割り切って購入しているところがちょっとあります。

もうちょっと、声優さんたちのコメントのスペースがあって、カラーだったらもっと良かったんですけどねぇ。

いつものことですから、仕方がないといえば仕方がないのでしょうが、「遙か３」のときだったかに出た「真書」のように紹介と攻略が１冊で見れるのがやはりいいなと思います。

いつも思うのですが、こういう乙女ゲーで、攻略本やこういった設定本を何冊にも分冊する必要性をまったく感じない。
むしろ何冊も手元に置いて攻略しなければならなくなり、あれはどの本のどこだっけ、といらいらさせられる。
１冊にまとめて、RPGなどの攻略本と同じく１５００円〜１６００円あたりで販売すべき。
正直ぼったくりという感が否めません。