last GREATEST present
★★★★★
このアルバムを貸すことで,これまで何人の人間をスパイラルに魅了してきただろうか?
このCD、図らずも結果として彼らの最後の作品になってしまったわけなのだけれど、そのクリエイティビティーはこれまでのどの作品をも凌駕している。もう6年、聞いてるけれど聞くほどに耳になじんでくる。
爽快なエレキが心地いい、「why dont you come with me?」や、月夜に白い花が一斉に開くような広がりを見せる「100miles」のボーカルとサウンド。これら以外も超一級の仕上がりだ。
人生を通じて愛せるアルバムというのはそうは出会えない。しかしこれは僕、及び僕が虜にしてきた人たちにとって。間違いなくそんな一枚だ。