長文読解のはじめの一歩
★★★★★
英語の長文読解はいろんな問題集が出ているが、この問題集のいいところは、文の構造がしっかり書かれているところ、最低ラインなにを覚えるべきかがはっきりしているところだと思う。長文読解の基礎的事項を学ぶなら、これはおすすめだと思う。
受験長文読解のファーストステップとして
★★★★☆
300語くらいの比較的易しめの英文が25題
全文がSVOC表示され、括弧と矢印が読解のガイドになっている。語句解説も十分。良書であると思うが、文章による解説は少ないので、一応文法事項を理解しておく必要がある。
各文には2つほどテーマが設けられており(倒置とか関係代名詞とか)、そのテーマに応じた類題(5行程度の短文)が2つずつ出されているが、これが本文より若干難しい上に語句説明と和訳だけなのでとまどう人もいるかもしれない。
実力のある人なら2年になる前に速読用として、中堅大学を受ける人なら3年生になる前にやっておこうというレベルか?
英語の精読期におすすめ!
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中学英語の総復習と英文法の基本をやった後に「セレクト70」で構文をマスターする。
その上で英文精読に何を使うかが問題だった。
そこで見つけたのが本書。
1文毎のSV構造も明確にし文の骨子を掴めるようになっている。
早速我が家の「英語が苦手な高1生の英語挽回プログラム」に組み込む。
かなりおすすめ!
大学受験の後まで役立つ一生モノの参考書
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長文にSVOC記号がていねいにふってあって非常にわかりやすい。また、語句がカッコでくくってあり、矢印が書いてあって、どの部分がひとかたまりでそれがどの部分にかかっているのかが一目でわかる。この本をしっかりやっておけば、大学受験はもちろん、大学での文献購読や、就職後の英文資料読み書きにも必ず役に立つ。英語が不得意な人は参考書としてじっくり取り組み、英語が得意な人は知識に穴がないか確認用の読み物としてざっと目を通すとよいだろう。
評価
★★★★★
自分は受験勉強を始めた時期に解答編の問題文だけを多読用に読んでいたのだが
はじめから構文解釈がふってある点で速単などよりも力を付ける点で多読用に向いていた。
こんな使い方をしていたのは自分だけくらいなものだが、
問題のほうは終盤結構骨のある問題が軒を連ねている。
出展は書いてないが自分が合格した慶應の問題も交じってっているので自信を付けるという
面では最高の問題集。
それでも基礎長文精構には遥かに難易度は劣る。基礎長文精構や他の問題集などに入るステップアップや基礎文法が終わったので長文に入りたいという受験生にはこの本はお勧めである。
教材あれこれ情報室
★★★★☆
私立基礎レベルの入試問題集です。
類書の中には近年の入試傾向に合わなくなってしまっているものもありますが、本書は近年の傾向にきちんと合っている教材の1つです。
英文の質も高く、解説も簡潔で的を射たものになっています。
(簡潔な分、わかりにくい個所が生じる人もいます。そのような場合は放置せず、信頼できる指導者に質問するなどして解決してしまいましょう)
「本書の利用法」に従って丁寧に取り組んでいけば十分な効果が期待できる良書です。
なお、解答・解説のページの中でも特にPointという囲み記事は確実に習得しておきたい内容のものばかりです。
難関大学受験のGLS書房
★★★☆☆
本文・設問ともに詳しい解説がついた基本レベルの長文問題集。また、解釈のポイントを身につけるための類題も充実。とくに本文解説は構造が見えやすくなっていてこのレベルの学習者には便利です。類題への解説がやや弱くなっているのが残念。
学習BOOKS
★★★★☆
この本はまず長文に慣れていきたい方向けです。かなり詳しい解説がなされていますし、サイズも持ち運びに便利で電車の中などでも読めます。購入の価値アリです!!
キラのお店
★★★★☆
基礎レベルの長文問題集ではイチオシ。全文に構文解析図がついており、本文のすぐ横に語句のまとめがついてます。さらに、重要構文をピックアップして解説してくれるので文法の軽い復習にもなります。使い勝手が非常によく、自習用読み込み教材の1冊目として使用するとよいでしょう。これを使う段階では「速読英単語」のような解説の貧弱な本を使うと効率が非常に悪く、誤読の嵐となること必須です。文構造もわからず、ただ音読してもたいして効果があるとは思えません。基本的な読み方を知っているという時期に使用すると確実に実力がアップすると思います。
英文法番長への道
★★★★★
構文把握・読解に必要な最低限の文法がこの一冊でマスターでき、語句のリストもあるので、効率的な問題演習ができます。本のサイズはコンパクトで、解説も基本に忠実で素晴らしく、問題が切り離せるので問題を解く時に苦になりません。基礎問題集ではイチオシです!
Natural Days
★★★★☆
【使い勝手は精講シリーズトップクラス】 将来必ず西きょうじ・富田一彦並みにビッグになる戸澤・三浦コンビの最新作。『基礎英語長文問題精講』のさらに基礎編の位置付け。//全文に文解剖図が付いて、解説が視覚に訴えます。1題ごとに、重要構文をピックアップして重点的に解説しているのもマルです。//中原道喜氏の長文問題精講よりも、やや問題演習色が薄く、読解と演習の橋渡し役のようです。ただし、同社の『必修英文問題精講』に豊富な確認テストを付け、今度の『必修英語長文問題精講』に全文図解を付けるとなると、理解→演習という両者の役割の違いが逆転しているような気もします。使うにしても、どちらか1冊でいいと考えた方が良いと思います。