まってましたよ(^^)
★★★★☆
年一冊の発刊かなと思っていたら・・・・なんと長かったことか・・・
のんびり屋さんの私でもちょっと待ち草臥れました。
でも、読んだらべラが・・・まさかと思ったけど、あのべラの怒りが楽しかったです。
また、賢者サマのお姿を拝見(!?)できたのも嬉しかったですヨ。
次回作が何時発刊されるか作者次第だけど、気長にまっていようかと思う内容でした。
とにかく「べラ」の静かな怒りは楽しいです。
さくさくっと、さわやかに
★★★★★
レディガンナーシリーズの中では、私は一番好きです。
一冊で話が完結するためにスピード感もあって、物語のもたつきがありませんでした。
シリーズの5番目のために、説明の部分が減ったからかもしれません。
文章の読みやすさは相変わらずですのでさくさく読めます。
さわやかに読み終えられます。
書こうと思えば重くなるテーマもさらっと心に残るように感じられます。
重すぎず、軽すぎず。面白かったです。
閉じた世界の価値観と激突
★★★★☆
<蜥蜴>のベラフォードが故郷に帰ると、母親の故郷から使者が来ていた。二十年ごとに開催される祭祀に参加して欲しいとの依頼を受けてついて行くと、いきなり大人数に囲まれ拉致される羽目になる。ベラフォードを救出するため、キャサリン達が向かうと、そこで待っていたのは現人神扱いされるベラフォードの姿だった。
羽の色数が人の価値の全てだという、<南天極楽鳥>の里に納得できないものを感じるキャサリン達。自分たちの価値観では美しい羽である純白の羽も、彼らに言わせれば人としての価値もないらしい。仕事として割り切って彼らに付き合うベラフォードだが、祭祀には重大な秘密が隠されていた。
自分たちの正義を振りかざして、他人に価値観を共用するヤツらに、キャサリンの怒りが爆発します。