本当にエッセイ? ほんとに面白い
★★★★★
作者の美大時代のエピソードを書いたコミックエッセイです。
これ、どこまでが実話なの?と思ってしまうほど、
登場人物のキャラクターやエピソードなどがおもしろくって一気に読んでしまいました。
美術大学って、こんなことしてるんだ。この学部ってこんな課題があるんだ、と
ナルホドな部分もいっぱい。
すべてが個性的で読んでいるこちらは興味津々でした。
続編も出ているようなので、そちらも読んでみようと思います。
芸術とは感性の他に。
★★★★☆
コミックエッセイは多々あれど、
こんなにコマ割にデザイン性があるのは、
やはり著者が美大出身であるからだろうか。
装丁も凝っていて、
表紙裏が目次になっていたり。
なんだか手作り感があるのよね。
イラストはモノクロなんだけど
カラーで見たかったなあと思うようなタッチ。
うーん、何を使って描いてるのかしら。
線が流れるようにキレイ。
この本は美大に入学した著者が
出会った仲間たち―変わり者たち―を描いたもの。
入学式から、授業の様子、
体育、写真の現像、ヌードデッサン、染職、
芸術祭の様子など
ネタ満載で描かれていて笑えます。
美大といっても、
彫刻科、デザイン科、テキスタイル科、
絵画科、映像科、日本画科、
グラフィックデザイン科、 そして情報科、
といった様々な選考があるのね。
本書に登場する人物は、皆かなり個性豊か。
芸術って感性が必要でしょう、
きっと、普段から感性むき出しの状態なんでしょうね。
身体からオーラがにじみ出ているのでしょう。
そして芸術とは、表現の一種。
カタチとして残せることを、
さるきちはココロから羨ましく思うのでした。
いや、悔しいといった方が
正しいのかもしれない。
本書の最後には、
ほろり、
と目頭熱くなるエピソードもあり、
芸術とは一方で、
感性だけではないのだと、
自己表現を貫徹するだけの意志と
並々ならぬ努力が必要なのだ、とも
感じたのでした。
個性!?ってすばらしい!
★★★★★
予測不可能な個性!!
怖いようだけどおもしろい
お次はどんな行動に出るのか!
どんなコトバを発するのか!
美大生ってみんなこうなの!?(なワケ無いですよね)
初々しくない新入生ってのがナントモ新鮮
生息地が限られているため
滅多にお眼にかかれない美大生の
真実の美大ライフが垣間見れる「美大デビュー」(貴重だヨ〜オ)
この秋の一押しデス!
※美大生にも履修科目に体育ってあるんですネ…意外
大阪デビュー!―東京から引っ越してきてみれば…
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