つっけんどんで、講演などで話されるひとりさんの口調とは

別人のような文面です。

それでも、根底にあるのは、愛であると感じました。

例えば、「どのようなアドバイスをしても、

結局は本人がしたいようにする。云々」

は突き放しているようにも一見思えますが、気付きを

さりげなく促しているようなきがしてなりません。

ただ、一つだけ疑問に思えるのが一人さんは

プロのミュージシャンを目指している人に非常に手厳しいのはなぜか？

才能の開花については、いくらやってもダメと一刀両断されています。

特別な才能が必要であると・・・

1万人に１人の世界であることは確かで、残りの９９９９人に対しての

メッセージなのでしょうか？

自己啓発の類は結構、買って読んでいますが、シンプルで尚且つ、一人さんの重みのある言葉にとても衝撃的でした。
分かりやすく、質問者に普通だったらはばかるようなお答えもしっかりおっしゃっている。
すごい！！　　　あれだけ断言できるなんてとてもすばらしいの一言でした。

一問一答　ずばりと答えてくれます。
買ったら損する本以来のストレートな回答です。
ちょうどいい同士が修行してるという見方が笑ってしまった、
いままでなんとなく感じていたものをバシッっと言ってくれた感じ。
あとミュージシャンとか特殊な職業に対し、
いまは発表の機会がたくさんあるのに芽が出ないのはもうあきらめたほうがいいと、
こういう風に現実を突きつけられるから厳しいと感じるのではないでしょうか、
いままでの一人さんが優しすぎたんです。

　斎藤一人さんというと八百万の神が云々などスピリチュアルな話も多いのですが本書はいたって現実的で正直驚きました。

　タイトルと内容があうかというと微妙ですが、一般人が考える悩み事を斎藤一人氏がどのように捉えているのかがわかる貴重な１冊です。
いつもと違ってスピリチュアル性がないのでとても現実的で納得しやすい内容でした。

　５００年たってもいい話かどうかは５００年後でないとわからないですが、私には良い本でした。

お名前は存じておりましたが、初めて斎藤一人さんの本を買ってみました。

実はアマゾンで買ったわけでなく本屋で見かけてパラパラ見てから買ったのですが、決め手となったのは、
『幸せになりたかったら「鈴木の滝」をやっつけろ（大笑い）』という項目です。
鈴木という課長さんがいてその課長さんが怒ってばかりで困っていたら、「いい修業だな。ありがたいな。ふつうの人は山奥まで行って滝にうたれているのに、ここに滝がある」と考えると。ネーミングが斬新でした（笑）

就職を探すのにやりたいことが見つからなかったらどうすればいいのか、とかいう話は、学生さんや若い人にはいいんじゃないかな。真面目に迷っている人、いるでしょう。

全般的にごく常識的なことが書かれています。
大人の知恵で語られること。でもどこか視点が斬新。
改めて言われると「ははは、なるほどな」と納得することもあるし、クールに「あきらめな」というのもあり、ユーモアもあり、個人的には笑えました。

本に書かれている内容が収録されたCDも味があります。「この程度のことを言っているようじゃむりだな」と冷たく言っているようでいて、「以上でーす」という声が温かい。

仕事を嫌いな人と好きな人がいる。
嫌いな人はお金があろうがなかろうが働かないし、好きな人はお金があっても働く。

リストラで仕事がないときは仕事を見つけるのが仕事だから、どうしましょうでなく仕事を探すこと。

学歴もコネもないと一流企業に入社するのは諦めなければいけないか？
という問いに「これは本当に諦めなきゃいけませんよ」と。

スパッという答え方。
結構良かったです。お勧めいたします。