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干潟の海に生きる魚たち―有明海の豊かさと危機

価格: ¥3,360
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東海大学出版会
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:日本魚類学会自然保護委員会/編 田北徹/責任編集 山口敦子/責任編集 出版社名:東海大学出版会 発行年月:2009年03月 関連キーワード:ヒガタ ノ ウミ ニ イキル サカナタチ ヒガタ ノ ウミ ニ イキル ウオタチ アリアケカイ ノ ユタカサ ト キキ ひがた の うみ に いきる さかなたち ひがた の うみ に いきる うおたち ありあけかい の ゆたかさ と きき、 ニホン/ギヨルイ/ガツカイ タキタ,トオル ヤマグチ,アツコ にほん/ぎよるい/がつかい たきた,とおる やまぐち,あつこ、 干潟の海における魚類の生物学。有明海にすむ魚類たちを通して、望ましい自然と再生の方向性を探る。 魚たちが棲む有明海の環境有明海の魚類相有明海が育むサメ・エイ類小さな生息域で細々と生をつなぐ有明海特産シラウオ類筑後川に運命を託す希少魚“エツ”有明海と川を往復するヤマノカミ-その生態と保全有明海特産魚:氷河期の大陸からの贈
有明海はすごい ★★★★☆
有明海は特異な海であることを実感させられる本です。いろんな魚の専門家が一般向けにわかりやすく解説してくれています。
豊饒の海はもはや瀕死に近い。諫早湾再生を急がなくては。 ★★★★★
干潟の海に生きる魚たち―有明海の豊かさと危機
有明海で徹底的なフィールド調査を蓄積してきた著者らの筆は、ときにユーモアを交えて、軽妙かつわかりやすく、こんな本を待っていた!との思いで一気に最後までページを繰った。ほんものの学者に久しぶりに出会えたという爽快感とともに、著者らの悔しさが胸に伝わってくる。じつは有明海の魚のことなどまだほとんどわかっていないが、ようやくここまではわかってきたと謙虚な学者たちは率直に語る。諫早湾にギロチンが落とされて12年。事前のアセスメントで指摘されていた有明海全体への悪影響の問題をひた隠しにして突っ走った「諫早湾干拓事業」が与えた影響は、あの豊かであった有明海の水産資源に致命的な影響を与えた。一刻も早く諫早湾の水門を開放して干潟再生をはからねばならぬ理由とその意味が、本書をひもとくとよくわかる。諫早湾再生と有明海のエコツーリズムには必携の書がまたひとつ生まれた。