商社で貿易実務に携わっておりますが、この異色の指南書は大ベテランにはこんな漫画みたいな本、とあしらわれます。しかし新入社員や、配置転換で初めて貿易実務に携わる方々にはほんとうに分かりやすいので大好評です。１時間で全体像がみえる、というのは言いすぎのような気がしますが、じっくり読むと良い復習になりました。

さすが片山先生の書かれた本だと思います。私は、大学で先生の講座を取っていましたが、わかりやすさと迫力はすごかったという印象を持っています。この本は、初心者の方向けにほんま、わかりやすくしかも細かく書かれています。それに絵が明快です。絵だけ眺めていてもほのぼのします。私は、メーカーの貿易貿易関連の仕事についています。貿易の仕事には、いろんな仕事がありますが、一目でイメージできるので貿易に興味を持つ方には、最適の本だとお勧めしたいです。わたしも、絵で見る貿易のしくみを読み改めて認識する場面がいくつもありました。見所が多い本だったと思います。

まずは、わかりやすいの一言です。そして、読んでいて気がついたのは、かなり手をかけて作った本だと感じました。単なるよせ集めではなく、著者の方が初心者にわかるようにかなり工夫をされているなと思います。著者のご経験からの工夫だと思います。貿易実務にこれから付こうという方には、文句なしの名著だと思います。早速、会社の新入社員にも勧めました。
最高の本、有難うございました。

この本は、いつもこの本の著者が出す入門の貿易の本であり、何ら目新しいものではない。
特に、信用状取引が3割を切っているのに、信用状について記述をし、また、今後増えるであろう電子書類について記述がないのは著者の人格を疑う。
この著者の経歴からも実際には、商社などで勤務したことがなく、地銀勤務も、かなり前に引退しているので、現在の貿易の細かなことは分からないのだろうと推測される。この本は、お金儲けのためか、貿易実務検定の宣伝のために書かれたのだろうと思う。
しかし、青も変わらず役に立たない実務とはかけ離れた類書を何冊も書く努力には敬意を表する。