理論化学計算では最高の本
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照井の解法をよりスムーズに受け入れられるようになるためにも、Z会出版の 照井の 化学1・2の基礎講義をお勧めします。 (自分がこうやったのが一番できるようになりやすかったので、、、) ただ、これはまとまっているのですが 全くの初心者向けではない。文字面しか追えなくなることもありえます。だがしかし、照井の教科書?的な奴(チェックシートついてるやつ。あれは非常にやりづらい)よりは非常に読みやすいはずです。これは偏差値60前後ならすんなり読めます。 (初心者、偏差値50前後の方は岡本?のはじめからていねいにを軽く読んでから移ってください。 。 )基礎講義のできないとこだけをノートにまとめて、潰してください。そのあと、理論化学計算の解き方に移ると、恐ろしいほどスムーズに頭に入ってきます。ヘンリーの問題なんかもすらすら解けるようになります。理論はこれで完璧。 自分は鎌田の理論をやりましたが、ヘンリーのとことか意味不明でした。読むのも苦痛くらいに。でも今は普通に入試問題が解けます。 化学が苦手な方も得意な方も、この方法試してみてください。
自分は照井のチェックシートのやつで、照井を敬遠していましたが、気づいたらこの人の参考書に助けられていました。
頑張ってください。
きっとできるようになりますよ(^^)
タイトルどおりの良書
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理論化学の基礎的な問題が解けるようになった後に、この本をやると一気に理論化学問題を解く実力がアップすること間違いなし。この本を最低2回はやって、考える間もなくすぐに解けるようになれば、どこの入試問題も怖くないであろう。あえて「理論化学の最重点 照井式解法カード」を買わずにこの本だけでよいと思います。
素晴らしい
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この本は、計算問題を基礎問題から実際の入試問題まで順に、各分野に1つの解法を元に頻出問題を段階的に説明しています。
最初にその分野の考える手順をまとめ、あとはそれを実際に、各問題の解説に詳しく記していて、読む毎に考え方が定着していきます。
同著者の参考書(照井式)が私には使いづらかったので、こちらを買うのに躊躇したのですが、藁にもすがる思いで購入しました。すると、こちらは大変分かりやすく、水素イオン濃度の求めかたすらよくわからなかったのに、酸と塩基、化学平衡の計算の分野をやったところ、こちらの平衡分野に載っている慶応医学部の問題を始め、重要問題集の該当範囲の問題もスラスラ解けるようになりました。
公式はなんとなく知ってるけど実際に計算をどうやればいいかわからないという人にはオススメします。
注 あくまで私の感想なので、購入前に一度内容や出題範囲を見て各自のレベルに合わせて下さい。また、上記以外の範囲にはまだ手を付けていないので、全ての範囲がいいかはわかりません
理論計算がゴミのように見える本
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化学の(どこの大学でもいいが)入試問題を見てみよう。するとこう思わないか、「問題数多くね?」大問4つで、しかも時間は60分。また、必ずといっていいほど時間がかかりそうな、理論計算、有機構造決定etcが各大問についている。「こんなん時間内とけるんかい、考えてる時間がないやないか!」と思うかもしれない。
そう、考えている時間はないのである。考える時間なしにどうやって問題解くねんと思うかもしれない。しかし、化学の計算問題において、それは愚問である。なぜなら、化学の理論計算において、各分野(酸塩基、化学平衡、etc)において解き方は1つである、という原則があるからである。だから、化学の問題は、問題文を読み、理解したらすぐにその「一つの解き方」を用いて、式をたて、計算に取り掛かれるのである。じゃあ、具体的にその「1つの解き方」てなんだろうか。
それをしっかり書いてあるのが、本書である。本書では、理論化学が大体理解はできているが、計算問題がとけない、また、1問とくのにとても時間がかかるという人に対して、各分野ごとに一つの解き方を紹介し、そして、その後その解き方をつかって、入試問題からとってきた理論計算問題を、基礎的なものから、発展的なものまでを解いていくというのが本書の構成である。
だから、学習者は本書をしっかり、勉強すれば、一つの解法をしっかり身につけることができるだろう。そうすれば、理論化学の問題に対して、以前とら違う見通し、すなわち、一つの解法により解けるということが実感できるだろう。
そして、かのムスカのようにこのように感じるだろう
「みろ、化学がゴミのようだ」と