名実ともにLPIC-2に合格する上で一番近道になるといっても過言ではない書籍。
★★★★☆
これを基本として無事に合格できました。
構成も受験の流れ、範囲に基づいて作成されているので、自然な形で学習できるでしょう。
模擬試験を完璧に押さえるぐらいの理解があれば合格ギリギリぐらいの点数は確保
(LPI試験の特性上、この一冊に望めるのはここまでだと思います)できるはずです。
ただ、この本の趣旨は理解が第一。模擬問題は若干不足気味なので、
合格のためには別の対策を個々に考える必要があると思います。
残念な点は試験範囲外の内容が掲載されているところ。
(試験範囲外と書いてあるところもあるが、最後にちょろっと小さく記述されている)、
201では『dump、restore』。202では『xinetd』等で
いずれも大事な事項であり、
試験後の参考書籍として利用する趣旨も理解できますが、、
それならばその旨を明示的にしてもらえると親切のような気がします。
しかしながら
試験後もカバー範囲が広くそれなりの深さの内容なので、
参考書籍として手元に置いておけば役に立つはずだと思います。