マンションのバルコニーのテーブルに置いて、夜風に赤く点滅するLEDの光を楽しんでいます。このキットを入り口にして、実用になるマイクロ風力発電機を作りたくなってしまいました。ネット検索でさまざまな手作り発電機を見て、身の回りのものをどうやって材料として使うか頭をめぐらせ始めています。

最近首都圏でもみかける、大型の風力発電機。風力とはどんなものかな、とふと思い立ちこれを買ってみた。
強風地域ではないので、思ったよりも回る機会が少なく、バンバンと発電している様子が見えなくて、設置してしばらくは満足感がなかった。けれど設置後半年たってみて、放置しておいたのに風によってピカピカと発電している様をたまに見ると、なんだかちょっと楽しくなる。
「大人の科学」モノは説明書どおりに作ってもそれなりの完成度を見せるわけだが、さらなる工夫や改造によって、満足度が上がる。この風車についてもそれが言える。その方向性については本にもヒントがあるので、いろいろ想像いただくとして、この風車キットの欠点たる「羽根が強風で破損する」について、個人的考察と改善案を書いておく。
このキットでは付属する羽根を軸に固定するのに、なんと両面テープで固定する方式をとっている。しかもペラペラの両面テープが付属する。ちょっと強風が吹くだけでこの両面テープは剥がれてしまい、羽根が飛んでいってしまう。これは付属両面テープの粘着力の弱さと、耐候性の弱さに起因する。（そもそもこんな重要部分に両面テープ接着方法を使うのはいかがなものかと強く思うのだが）
そこで改善案として、市販の屋外用強力両面テープを使用し、さらに紙ヤスリなどで接着面を荒らしてから接着する方法をとる。するとちょっとやそっとでは剥がれなくなり、安心になる。それでも台風クラスの強風のときには、室内に取り込んでおくのがいい模様。
大型の風力発電機でも、台風においては羽根が回りすぎて破損するのを防ぐため、羽根を固定し発電停止するのだそうだ。我が家も同じ運用なのだ、と気づければ、すこし愉快でもある。

猛暑の避難に入った本屋で、見た瞬間、風を求めて買いを決定。
組み立ては簡単でした！
ペットボトルを土台にベランダに取り付け、風を楽しんでいます。
ただ羽の粘着が弱いのか、暑さで羽が取れたり、強風ではプロペラごと取れてしまったりします；
発光は連続して風が吹かない限りあまり目立ちませんが、見ているだけでも気分が涼しくなります！

現在騒がれているエコに対する現実的な取り組みページはよかった。
ふろくである風車キットはかなりのすぐれもので、家の畑で活躍してもらっています。
今後自然エネルギーの活用とエネルギー発生メカニズムをもっと知りたくなりました。

現在騒がれているエコに対して真正面から取り組んでいる編集内容と簡潔？な付録は親が子供に地球環境に対する説明のサポートにはうってつけだと思います。
自身が子供の頃の３０年位前はエコという言葉はなかったですが、こういうものがあれば言葉で長時間説明するより一緒に遊びながら？エコ対策を勉強できるのでいいですね。
付録の素材云々や、小さな子供には難しい専門用語を気にする事なく遊べ、学べるのは価格のバランスがとれているからではないでしょうか、子供が購入するには少し高価格ですが子を持つ親が子供に教えるためと言い訳しながら実際は自分自身が楽しめる教材なので非常にいいと思います。