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Hail to the Thief

価格: ¥1,448
カテゴリ: CD
ブランド: Capitol
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   レディオヘッドは圧倒的に自由だ。作品を完成させるごとにロックの可能性を広げてきた彼らだ。当然、今回も世界中が彼らに心地いい裏切りを期待しているはず。しかし、彼らはそんなプレッシャーをものともせず、表現欲求のおもむくままに、この6thアルバムを作り上げた。前2作を踏まえたうえで、つまりオーガニックなサウンドを一度否定したうえで、再びオーガニックなサウンドにアプローチしている。当然、そのアプローチの方法は前2作以前と今回では全然異なるものであることは言うまでもない。個人的にはメロディーにもうちょっと突き抜けるような解放感があってもいいと思うんだけれど、この憐憫(れんびん)にそぼ濡れたメロディーは、やはりレディオヘッドらしいんだろう。前2作が好きというリスナーも、それ以前の彼らが好きというリスナーもどちらも満足させられるはず。(山口智男)
座れ。 立て。 ★★★★★
 トムとジョニーが「ベンズ以降で最悪の出来」と語るアルバム。えー。私的にはベンズやOKコンピューターよりも断然カッコいいと思うのだが。

 言うなればこのアルバムは、前2作の非ロック路線のヴィジョンを肉体的なバンドの音に還元した超先鋭的なロック作品であり、OKコンピューター以降の路線としては、レディオヘッドの到達点的アルバムである。本作の曲のライヴは、観ていて非常に興味深い。

 以前、某音楽誌に載っていた「『OK〜』期への回帰」という批評を読んだのだが、勘違いも甚だしいと思った。リズム隊が全くと言っていいほど違う働きをしているではないか。
俺の中で超最高傑作 ★★★★★
初めてレディオヘッドを知ったアルバム。当時は高校3年。当然ながらレディオヘッドの知識は知らない。しかし、その衝撃は大きかった!ロックの型を破っているからだ。

中でも「There There」は見事で、思わず拍手した。こんな曲絶対思い付かない!ロックってただガンガン鳴らしゃいいもんじゃない!初めて気付いたことを思い出す。
他にもある。冒頭の「2+2=5」の斬新さ、「Where I End And You Begin」のドラムの印象深さ………もう全てが素晴らしい!

レディオヘッドを全く知らなかったからこういう事が言えるのかもしれない。けど、音楽は自分達が作るものだけど、リスナー自身も聴いて音楽の世界観を広げて作り上げるものなんだとこのアルバムを聴いて思った。
まとまりに欠けてるとは思うけど大好きアルバム ★★★★★
therethereは間違いなく人生で一番好きな曲

高揚感出まくる最高の一曲なのでレディへ興味ない人でも是非聞いてみて

ScatterbrainとA Wolf at the Doorは隠れた名曲(wolfはジョニー作曲)
息を吹き返し ★★★★☆
吹っ切れたんだなという印象。リリースするまでかなり首を長くしてた記憶が。
詩の世界観はそのままに、音で表現した器用貧乏な彼らのテーゼ。
調子にのって曲数が多かったのが気になりました。
あとかなりの期待が先にあったので四つ星。
でもかなり好き。

だいぶ土臭い感じになって彼らの背中が大きくみえる。
そんな感じ
レディオヘッドの停滞 ★★★★☆
キャッチーさに、驚いた



KID Aとアムニージアックを通過した彼らのロックアルバムが、これだ。
前衛的解釈とギターロックの融合というコンセプトだけを見れば、3rdOKコンピューターに近い思想を持った作品に思えるが、実際の音はまるで違う。
隠しきれない某政権への嫌悪感の漏出を考えれば、ヨークのメンタリティにも変化は見受けられるだろう。


2+2=5とSitDown〜の二曲による、狂気じみた胎動。KID Aには決して必要なかったロック的ダイナミズムがここに回帰。
それは5、6、12、14あたりでも顕著で、キャッチーさと…誤解を恐れずに言えばある種このバンドに似合わぬ雑さを生んでいるとも言える。

もちろん3、13など美しいバラードもあり、ライブでの映え方が尋常じゃない傑作先行シングルThereThereも素晴らしい。

だが、作品ごとに新たな構築と更なる前進を続けてきたこのバンドのアルバムとしては、やや物足りない印象を受けるのも確かだ。
悪い作品ではない。むしろ良作の類に入る。しかし、個人的にはどうしてもこのバンドにはぐうの音も出ない傑作をいつも作って欲しいと高望みしてしまう。
もう一度言うが、良作だ。しかしOKコンピューターは超えられなかった。

※ThereThereのライブは本当に必見モノ。