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星影のステラ

価格: ¥1,995
カテゴリ: CD
ブランド: ユニバーサル ミュージック クラシック
Amazon.co.jpで確認
聴く曲 ★★★★★
やはり目玉の1曲目がいいでしょう。録音の良さがなければ成功しなかったと思われます。他の曲もいいのですが,やはり1曲目に耳が行きます。

ジャズの入り口としては最適なCDの1枚ではないでしょうか。LPも持っていますが,音はCDの方も負けていません。
最後まで聴いて良さが分かります ★★★★★
バップ調の曲も少なく、初心者にも聴きやすい作品だと思います。
名演のオンパレードですが、圧巻はアンコールに応えて、一瞬の
静寂の後、唐突に始まる6。
哀感をたたえたながらも感情に溺れない冷たさを持った名演です。
本当に美しい曲というのは、ケレン味たっぷりのバラードでは
なく、意外とこのような曲を言うのではないでしょうか。
キースって…凄いじゃん!! ★★★★★
これは驚いた、久しぶりに名演を聴いて引き込まれました!
今までスタンダーズ・トリオってバンド名から「…どうせ、ウィントン・マルサリスみたいな事してんでしょ?」って勝手に思い込んで聴かず嫌いできたが、すんません正反対の演奏でした。
まさに天性のインプロバイザーですね、素晴らしいメロディーが流れるように溢れ出す事といったら…。ディジョネット、ピーコックとの相性もバッチリです、音質も良い。
…となると、唯一立ちはだかるのが例の“声”か!?
噂には聞いていたけどバド・パウエルの唸り声なんか結構好きなほうだったので大丈夫だろうと思っていたけど……すんません予想以上でした。
聴き初めの頃はキースの奇声がピークに達すると、何というか赤面してしまったが。だんだん慣れてきて演奏の一部に聴こえてきました。
そもそも従来の優雅な室内楽的ピアノトリオといった先入観がいけなかった、“怒涛のスタンダーズ・ライブ!!”と思えばあの「唸り」もさもありなんである。
ジャズのピアノトリオとしては最高峰の演奏でしょう、このジャンルでのビル・エバンス的イメージがぶっ壊れました!!
瑞々しさ溢れる名演 ★★★★★
 キース・ジャレットという人は本当に多作で、追いかけるのに苦労するのですが、スタンダーズを結成してから数えても20年経ちます。その中で最初のライブ盤がこの「星影のステラ」なのですが、手抜きみたいなジャケットもあって私は最近手にしたのですが、これほどの名演だったとは思っていませんでした。

 10分程度の曲が6曲、以降の2枚組みや6枚組みのボリュームからすれば物足りなさがあるかも知れませんが、演奏はどの曲も一級品です。特にやはり皆さん書いている「Too Young To Go Steady」が素晴らしいです。アドリブに入ってからが特に美しく、デジョネットのドラムソロも叩きすぎてなくていいです。

 あと、とても音質がいいように感じます。ドラムの音なんかとてもはっきり聞こえてさすがECMと思わせる録音の良さです。ジャズの面白さ、美しさを十二分に味わえるライブだと私は思います。

コンサートは終わらせ方が肝心 ★★★★★
このアルバムの最大の聴き所は最後の曲、"The Old Country"の演奏がいきなりすっと終わるところだと思います。普通こんな風に終わらさないで、最後まで余韻を持たせてしっとり終わらせるでしょ? でも、キースはこちらの気持ちを盛上がらせるだけ盛上がらせておいて、一番綺麗なところですっと終わる。美意識がずっと持続して、それを最後まで続かせないで一歩手前で、ぱっと終わる。そこがまさしくキース的であり、彼の音楽の深みを作っているような気がしますね。また、最初のステラの出だし。あのだんだんとスパイラル状にソロで登っていくところ。美意識の高まりの極致ですね。だから、僕の場合は時折この作品を聴く時は、最初の曲と最後の曲をまず聴きます。他の曲は聴く前から既に頭の中で音が鳴っているから。