●本書の内容
　『ぼろフォト解決シリーズ PENTAX K-S2 自然写真家・小林義明の撮り方』は、有効約2,012 万画素の高精細画像を描き出すAPS-C サイズセンサーを防塵・防滴の世界最小ボディに包み込んだPENTAX K-S2を使って、自然写真家・小林義明がその実力を引き出すための撮影のポイントを解説していきます。K-S2 の特徴的な機能はもちろん、各写真の撮影時にもっとも意識したポイントと、撮影時にいつも意識している9 つのポイントを解説。「ピント」「構図」「色彩」「光線」「明るさ」「アングル」「画角」「深度」「速度」の9 つのポイントから写真をみていくことで、プロがなにを考え、どんなテクニックで撮影しているかをより深く理解できるしくみとなっています。プロの思考とテクニックを理解し、撮影のレベルアップに活用していただけると幸いです。

●本書の目次
ぼろフォト解決シリーズ061
PENTAX K-S2 自然写真家・小林義明の撮り方
−Contents−
■小林義明の撮り方
006　本書の読み方
008　春の息吹を撮る
012　色鮮やかな農村を撮る
016　チューリップ畑を撮る
020　ぼけを活かして花を撮る
024　花畑の広がりを演出する
028　風景の細部まで再現する
032　初夏の山を撮る
036　水の流れを表現する
040　昆虫の姿をきれいに撮る
044　タンチョウの動きを読む
048　鳥の飛翔を撮る
052　超望遠で生き物を撮る
056　エゾリスの表情をとらえる
060　玉ぼけを活かして撮る
064　水流を白く印象的に撮る
068　一瞬の光をとらえる
072　夜明けの湖をとらえる　
076　アジサイの色あいを写す
080　小さな命を撮る
084　青い湖面を撮る
088　夕焼けに輝く川を撮る
092　春紅葉を撮る
096　新緑のイメージを表現する
100　多重露出でバラを表現
104　青いバラを再現
108　K-S2 小林のカメラ設定
110　K-S2 おすすめレンズ
112　撮影を終えて

●著者略歴
写真家・小林義明
1969 年東京生まれ。虫や花などの小さな自然から広大な景色まで幅広く自然の優しさを伝える作品を発表。現在は北海道で「いのちの景色」をテーマに活動。写真集「いのちの景色　釧路湿原」（風景写真出版）、「いのちの景色　北の大地から」（DLMarkt）。

※本書は2ページ見開き写真が多数掲載されています。そのため、画面の向きロックは解除して、横向きの見開き表示でご覧いただくことをおすすめします。