【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:野中郁次郎/監修 東京電力技術開発研究所ヒューマンファクターグループ/編 出版社名:ナカニシヤ出版 発行年月:2009年10月 関連キーワード:ソシキ ワ ヒト ナリ そしき わ ひと なり、 ナカニシヤ シユツパン ナカニシヤシユツパン 5607 なかにしや しゆつぱん なかにしやしゆつぱん 5607、 ナカニシヤ シユツパン ナカニシヤシユツパン 5607 なかにしや しゆつぱん なかにしやしゆつぱん 5607 いまこそ、人間を人間らしく尊重し、かつ組織の社会的な存在意義を追及し、公共善を基盤とするような経営のあり方が求められている-人に立脚した人間主義的な経営のあり方について、経営学の理論を分かりやすく紹介し、ケースもふんだんに論じながら解説。これからの組織経営の基本的な考え方を学ぶための、恰好のガイドブック。 第1章 意欲を育てる(すすんで仕事をおこなう意欲を探す ほか)第2章 共通感覚をつくる(メンバーに受
『不朽の名作』の予感
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この本は、わかりやすく経営に関する知識を提供してくれる本です。しかも、オムニバス形式となっているので、はじめから読むこともよし、目次を見て興味のある部分から読み始めたりすることもよし、ケーススタディを読むもよし、といった感じで自由なスタイルで読むことがができます。
個人的には、ホンダの事例が気に入っています。また、静かなリーダーシップの書評や、人を動かす、失敗の本質、強く生きる言葉などのブックガイドがよかったです。弟5章の理論編は、あの世界的に有名な野中郁次郎氏の最新の経営理論であるマネージング・フローがわかりやすく紹介されています。不朽の名作となるにちがいない、そんな本に仕上がっています。読まずに死ねるか級に、おすすめしたいです!!!
魅惑的な経営学の世界へ!
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世界的な経営学者である野中氏を中心として、理論、ケース、ブックガイド、学説を丁寧に解説している良書です。
企業内研究者と学者のコラボレーションということもあり、スラスラ読んでいける本となっています。
どんな人でも、魅惑的な経営学の世界を楽しめる、本格的な経営学の導入書となっているのではないかと思います。強くみなさまに、おすすめしたいです。
人は石垣、人は城。古来より組織は人が最大の資産である。
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組織は人なり。まさに現在、最大の経営資源は人であると言って良い。天然資源も安価な労働力もない日本は、全ての産業において人材の育成は何をおいても実施すべき優先事項だ。しかも、短期的な利益確保の上で、という条件が付く。
本書は、人材育成のためのポイントを5つに分けてそれぞれの専門家が記述する形式を取っているしかもそれぞれの分野についての専門用語はなるべく避け、非常に分かりやすい口調で書かれている。つい難しい言葉を使いがちなものであるが、本当に分かってもらいたいという気持ちと努力が伝わる。
章ごとに、いくつかの理論、ケーススタディとして実在の会社、参考になる図書の紹介をしている。よりアカデミックに学びたい場合はさらに学説として代表的が学者の主張を要約している。書いてある内容も構成も素晴らしい本だと思う。
資本主義は人間主義を前提に創られていないんですけどねー!
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まえがきにあったが
>経済の行き詰まりのなかで、利益獲得と市場原理を優先する従来の企業戦略は転換を迫られざるをえないだろう
いやいや!
資本主義とは利益獲得と市場原理を最優先する仕組みとして構築されています。
会社法や税法を見て欲しいものです。
そういった社会経済的インフラを無視した、人間主義が台頭しているのは、市場経済とはほぼ無関係な大学関係者だから言えることであって。
経営視点がなさすぎます。
利益獲得と市場原理を優先する従来の企業戦略は転換を迫られざるをえないだろう、という立場で人間主義を唱えるのであれば
まず現在の資本主義や、会社法・税法その他の社会経済基盤を変える代替的なインフラストラクチャを提案するのが先です。
それなしには無責任な楽観論、学者論でしかないと思います。
経営学者や教育学者の本はこういった類の論説が多くて困りますね。東大の中原氏の本も一緒です。
一回経営やってみたらいいんではないでしょうか。
学者の研究費の多くは税金です。税金がこんな形で使われていることが残念です。
そして税金を払っている経営者に対して、
>利益獲得と市場原理を優先する従来の企業戦略は転換を迫られざるをえないだろう
と言うのですから、これはもう残念でなりません。
すべての社会人に勧めたい書です
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この本は、堅苦しさはありません。でも、単なるノウハウ本ではありません。
この本は、組織の中に埋没している若手、中堅、そして経営の最前線にいる中間管理職や経営者といったすべての人に「光」を与える本だと思います。
さらに、悩んだとき、何度も繰り返して読めるような本です。
第1章は、組織の中の「あなた」に光を与えることができるでしょう。
第2章は、リーダーである「あなた」に光を与えることができるでしょう。
第3章は、組織の中のすべての人に関係する、聞く・話すという「コミュニケーション」に悩む人に光を与えることができるでしょう。
第4章は組織のあり方に気づかせてくれます。
そして、第5章は「人間中心の経営」「変化する経営」を気づかせてくれます。
すべての階層のひとが持つ悩みはこの本の中に集約されています。でも、この本には、ノウハウが示されているわけではありません。しかしながら、この本は気づきを与えてくれます。そこで新たな知識が生み出され、それが読み手の糧となるでしょう。まさに、野中氏のいう「知識創造」そのものを実現させる「書」です。