読み応えは十分です。前回から登場した生真面目なピーボディとのやり
取りも笑わせてくれます。鼻持ちならないサマーセットには相変わらず
ボロかすに言う。でも孤独に見えたイヴにも友人たちも増えました。
これからもっと楽しみです。
それからもう一つ。訳者のあとがきがとても良いです。感動しました。
また今回は、イヴの悲しい幼少時の告白もあって、ルークとの絆は深ま
るばかり・・・といったところでしょう。結婚式の前夜のパーティ。
素敵な仲間たちが集います。
そんなイヴをウエディングドレスの注文に連れて行ったのは唯一の友達メイヴィス。「最愛の彼のドレスを着てバージンロードを歩いて欲しい。」友達の願いを叶えたいが・・・そこにおこる殺人事件。容疑者は「メイヴィス」いかした麻薬捜査官も加わって☆
バチュラーパーティのイヴは呆れながらも、とても幸せそう!!!イヴとロークは結婚できるのか?
今回は無実の罪を被せられそうになったMavis Freestoneのため、Eveが奔走。Eve同様Mavisも恵まれた境遇にいたわけではないのですが、全く邪気がなく、底抜けに明るくてお人よし。おまけにすごいファッションセンス。でも、必ず自分の無実を晴らしてくれると、心からEveのことを信じています。
第2巻でちらりと姿を見せたDelia PeabodyがEveの臨時のアシスタントに。経験の足りなさを、持ち前の律儀さときらりと光る才能で補います。EveとPeabodyの関係の変化も、これからの見どころではないでしょうか。
ところで採寸でわかったEveの体は、身長175cm、体重54.5kg、ウエスト66cm。羨ましいほどスリムなEveであった……(笑)